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つばめの来る日 (角川文庫)

つばめの来る日 (角川文庫)

つばめの来る日 (角川文庫)

作家
橋本治
角川書店装丁室
出版社
KADOKAWA
発売日
2001-09-20
ISBN
9784043567027
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つばめの来る日 (角川文庫) / 感想・レビュー

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nukowan

おそらく三回目くらいの再読。「生きる歓び」などのシリーズ短編。今作は九つの孤独を抱えた男の人生の物語。短編でここまで濃厚なのすごい。長編も人生は大河ドラマ。「草薙の剣」も良かった。一つ一つの物語は愛おしくて、橋本治が得意とする男同士の関係の妙であったりが心地良い。たいがいの男は自分が孤独なことに気が付かない。/自分が幸せなのは間違いないし、孤独なのもそうではあるが、物語として文章として、二十年以上前に執筆されているのはありがたいと思っている。当時は救われていたはずであり、現代の若者にも通ずるんじゃないの?

2022/12/17

むじな

『蝶のゆくえ』『生きる歓び』と来て、一旦、『橋』を渡ってからの、読了完結。思想とは、何故『思・考』でも『感・想』でも無く『思・想』、なのでしょう。

2017/10/11

hf

朝の電車で読了した。2001年9月の本(単行本は1999年7月)。「甘酒」が(めちゃくちゃ)すごい。「角ざとう」、「歯ブラシ」もすごい。男が好きな作品だと思う。豊田道倫のような。amazonの価格が微妙に高かったがブで買った。あとがきにあった女版『つばめの来る日』は書かれたのか??と思って調べると『蝶のゆくえ』(2004)がそれっぽい(2018/06/01)

2018/06/01

trash

自分がどこか人とずれているという微妙な感覚、その感覚が矯正される出来事なんて滅多にあるものじゃないし、それを全部受け入れてくれる人も現れるわけなんてない。そんな細かいところをついてくれるような短篇集。「あじフライ」がすき。

2011/05/23

たろう

だれかに受け入れられたい

2010/08/30

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