呪怨 (角川ホラー文庫 78-4)
呪怨 (角川ホラー文庫 78-4) / 感想・レビュー
夜間飛行
伽椰子の生い立ちはそれほど不幸と思えず、むしろ小林君への執着を残したまま支配欲の強い剛雄と結婚したことに悪い運命を感じた。結婚生活も不幸ではなかったが、夫の誤解から酷い暴力を受けて殺されてしまう。怨霊と化した伽椰子は誰彼かまわず殺し始める。その際、伽椰子が小林君への叶わぬ恋を妄想とごちゃまぜにしながら書き綴ったノートを読んだ人が、末尾に記された自分の死を知るという形を取る。このころビデオやノートなどの記録媒体を使って人を呪うホラーが話題になった。何となくだが双方向メディアの普及と関わるように思う。2003
2020/07/19
じゅんぢ
個人的に一番の見せ場と思っている布団の中からこんにちはのシーンがあっさりと書かれていて拍子抜けした。それと、映画で感じた怖さがあまり伝わってこなかった。
2018/12/27
さといも
映画「貞子vs.伽倻子」と映画「呪怨シリーズ」を一気見してしまい久しぶりに再読。映画だと伽倻子の心情があまり分からないのだけど小説だと心情もしっかり書いてあるので分かるが…それが怖さを半減させる気がする。伽倻子が怖いより気持ち悪い。理不尽に伽倻子無双な映画の方が怖い。俊雄が大好きなので表紙の俊雄をマグカップかバックに印刷しようか迷う。
2018/08/22
touhu@レポートに埋もれています
呪怨は映像綺麗にしてみたらダメだよ怖さ半減する!ちょっと画質が荒い方が雰囲気とか味があっていい!文章で見ても怖さが分からんのでビデオで見るのがオススメ!ん?本の感想書く場所なのにビデオのオススメしてる(ーー;)
2014/07/19
鈴
今日は旦那が泊まりの仕事なので夜怖いから読まないつもりだったのに、先が気になって読まずにはいられなかった。映画より面白くわかりやすかった。リングのときもそうだったが、映像では耐えられないホラーでも、活字ならなんとか大丈夫らしい。今のところはひとりでもお風呂入れそう(笑)伽椰子や俊雄よりも、章の始めに綴られていた外国の話が怖かった。映画の伽椰子のビジュアル思い出したらやっぱり怖いけど(>_<)
2012/02/24
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