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殺人調香師 (角川ホラー文庫)

殺人調香師 (角川ホラー文庫)

殺人調香師 (角川ホラー文庫)

作家
大石圭
出版社
KADOKAWA
発売日
2011-10-25
ISBN
9784043572236
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殺人調香師 (角川ホラー文庫) / 感想・レビュー

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はつばあば

圭さん、3巻目。9人?10人?何年も前からの殺人なのに、一杯証拠となるものを残しているのに捕まらないシリアルキラー。エロだし殺人を犯すし・・でも主人公に汚らしいとか変態だとかの言葉が似合わなくて、哀しいねぇと囁いてあげたくなる。ねぇあなた「その香り」さえもちあわせてなけりゃ殺されなかったのに、と主人公を庇うセリフがポロっと・・。「その香り」を持たず、彼女達からみたら太めのおばあさんのやっかみよ(^^;。さぁ次の圭さん作品はどれがいいかしら。今の処ハズレ無だもの

2018/04/30

mr.lupin

さらなる「その薫り」を求めて、次々と殺人を繰り返す調香師の柏木。「その薫り」を掻き分けここまで匂いに執着すると言うのは、正直訳がわからない。それと、自分だけのオリジナルの香水を作ってもらうのに、服を脱がなくてはいけないとか、もう中身がどろどろのめちゃくちゃだったような。しかしそんな作品でありながら、読みやすくついつい没頭してしまうのは、やはりさすがの大石作品だと思う。「その薫り」とは、どんな薫りなんだろうか? ☆☆☆★★

2020/12/11

じゅんぢ

今まで、たんたんとした終わり方のイメージの強かった大石作品だが、今回は色々と終わり方に工夫がみられる。年がら年中、鼻のつまっている自分としてはよく分からない世界だと思った。

2018/04/21

kikuchista

ホラーを読みたくて読んだ。一風変わったシリアルキラーの話。香りについての知識が散りばめられているのが良い。

2017/06/22

キー

大石圭氏の、シリアルキラーをテーマにした作品の一つ。2011年刊行。 殺人鬼が美青年という設定は以前に『殺人勤務医』で読んだ設定、屍姦という設定も以前『死人を恋う』で読んだ設定。かといって、既視感だらけのつまらない物語ということはなく、主人公の殺人鬼が『香り』を求めて女性を殺すという設定が加わると、耽美的かつ猟奇的な雰囲気になり、どこか、昭和初期の変格派探偵小説を読むのと似た味わいさえありました。個人的な好みで言えば、大石圭作品の中でも上位の作品でした。

2017/10/30

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