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バイブを買いに (角川文庫)

バイブを買いに (角川文庫)

バイブを買いに (角川文庫)

作家
夏石鈴子
大橋歩
出版社
KADOKAWA
発売日
2001-11-22
ISBN
9784043604012
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バイブを買いに (角川文庫) / 感想・レビュー

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ミカママ

【読メエロ部】ミカママ的三大悲恋のうちのひとつ、不倫をテーマに探してたらヒットした作品。こんなタイトルの作品を送ってくれてありがとう、友よ。結論、こんなに女子の気持ちに沿った文章を書ける作家さんがいたのか?!いきなり表題作の「わたしのおなかに大きな背中はぴったりついて、体温が穏やかにしみてくる。わたしたちは生まれたての仲良しの卵」で心臓を鷲掴み。『やっとお別れ』の「たかちゃんのことは好きよ、でもあなたは家に帰る時間になった」を湯舟の中で読みながら、あたしゃ泣いたよ。ところで...バイブって何?(笑)

2017/07/29

まさきち

【読メエロ部】恋愛に苦悶する女性の目線で書かれた8編をそろえた短編集。各話の主人公はそれほど多くを語ることなく自身の中で問いかけ続けている印象であるのと併せて、文体も熱を感じさせないひんやりとした印象。だからこそ軽妙な題名に反して取り扱っているテーマの重さや、葛藤する彼女達の悩みや思いをしっかりと表しているようで楽しめた一冊。特に2編目の「やっとお別れ」や妊娠・堕胎を扱う一連の話である後半4編はずしっと心に刺さりました。それにしても登場してくる男共の情けないこと・・・こちらも違った意味で心に刺さりました。

2017/08/10

ゆいまある

女だから男だからと言うのは嫌いだが、女と男は違う。たった一人と分かり合いたい、たった一人に大切にされたいのが女(性同一性障害の診断するときの自分なりの基準のひとつ)。ちゃんと分かってくれると体も気持ちよくなる。女は身体で感じるのではなく脳で感じている(だから上手いの下手だの大きいの小さいの関係ないんですよ)。誰かがそれを言葉にしてくれないかなあと思ってたけど、書いてくれた人がいた。それもこんなに素直に伸びやかに。あとがきに、UA聴いて書いたとあって、納得した。昔の自分に読ませてあげたいと思って泣いた。

2018/09/30

うっちー

図書館本でよいのかと心配しましたが、恋愛小説でした

2019/01/02

takaC

男性読者は何て言うべきなんだろう。何を言っても陳腐になりそうだな。とりあえず無難に「面白かった」で済ませておこう。

2011/02/05

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