えっちな気持ち (角川文庫 な 40-3)
えっちな気持ち (角川文庫 な 40-3) / 感想・レビュー
とも
風俗嬢、職業に貴賎はないとは言え特殊な職業である事は間違い無い。風俗で働かれる女性を蔑視する気はサラサラなく、世の中に必要な職業ではあるのだろうけど、彼女たちの抱える心の闇の深さにまでは今まで目が向いてなかったな。そりゃ闇も抱えちゃうよね。 軽い気持ちで手に取った本だけに、重みのある内容にアセアセ。
2017/01/21
drago @竜王戦観戦中。
29歳で早世された著者。 各短編コラム(小説?)には女性の名前が表題として付けられているが、多分ほとんどが自分の経験や体験をベースとしているのだろう。 風俗嬢の苦悩が痛いほど伝わってくる。 ☆☆☆★★
2015/12/18
koguma
これはちょっと趣向が違って、超短編小説集だった。タイトルは全て女の子の名前で、やっぱり風俗のお話たち。へ?て感じの終わり方の話が多くて、読み終わる側から内容を忘れていってしまう私であった。
2018/03/30
よっしー
★3 風俗嬢も大変というか、いろいろだな。
2016/11/16
サラ.K
軽い気持ちで読むと、彼女たちの抱える闇に引き込まれてしまう。 同じような過去や境遇の女性はなおさら。 あまりのリアリティに、遺作という言葉に、はっとしてしまう。 こんな女たちがいることを、知っていて欲しい。
2012/06/05
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