壺中の天国 (角川文庫 く 19-1)
壺中の天国 (角川文庫 く 19-1) / 感想・レビュー
papako
長かった!知子パートと被害者パートが、どう繋がるのかは気になって、先に先に、となったけど、もう少し意外性のある決着が読みたかったかなぁ。結局電波かよ!とは思いました。フィギュア作成はひっかけだったのか。水島くんもいいキャラで、楽しかったけど、やっぱり長かったなぁ。これで倉知作品コンプリートです。新作お願いします!猫丸先輩に会いたいです!
2017/07/23
ダイ@2019.11.2~一時休止
第1回本格ミステリ大賞作品。マニアのお話?。このボリュームは必要?と思う点もあるが面白かった。
2013/09/20
アマニョッキ
これは好き嫌い分かれるやろうなー。とにかく長い。そして、謎解き部分は「え??」からの「ぶーっ!!」(吹き出している) いやこれは問題作やわ、面白いけど。おすすめしにくいなぁ、面白いけど。
2017/10/28
takaC
第一回本格ミステリ大賞作らしいが、果たして本格ミステリか?という疑問は残る。小説としては面白かった。「家庭諧謔探偵小説」という副題も納得。でも本格ミステリとして(この話の場合はフーダニットを)推理でつきつめていくという話ではないと思う。というか、本格として完成していて、理詰めで犯人に辿り着けるのかも疑問。いわゆるアンフェアな点はないのだが。でも、家庭諧謔探偵小説としては面白いので満足。明らかに言えるのは、感想・レビューの書きにくい作品だということ。
2007/09/01
おうつき
本格ミステリ大賞受賞作。相次いで発生する殺人事件と犯人が書いたとされる支離滅裂な「電波系」怪文書。作中何度も挿入される怪文書は読んでいて本当に頭が痛くなりそうな程読みづらく、困惑。意図が不明な記述も多く、どんな展開になるのか全く読めなかった。ある明確なテーマを持って書かれている作品で、最後に明かされる真相は読み手を選びそう。自分自身はかなり好みの作風だった。
2020/10/25
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