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光さす故郷へ: よしちゃんの戦争 (角川ソフィア文庫 303)

光さす故郷へ: よしちゃんの戦争 (角川ソフィア文庫 303)

光さす故郷へ: よしちゃんの戦争 (角川ソフィア文庫 303)

作家
朝比奈あすか
南伸坊
出版社
KADOKAWA
発売日
2003-07-25
ISBN
9784043717019
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光さす故郷へ: よしちゃんの戦争 (角川ソフィア文庫 303) / 感想・レビュー

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ga-ko

自分も非常に危険な状況で、人に優しくできるようになりたいと願っている人は多いと思うが、難しい。平和な世界になることを、こんな状況になることは二度とないように心から願い。

2015/10/07

のんき

南伸坊装丁本。…というきっかけがなかったら読まなかったであろうジャンル、満州もの。満州について一般的知識しか持たない著者が、半世紀の間誰にも語られなかった大伯母の経験を聞き、まとめたもの。ここにある距離感が、満州について何も知らないと言っていい私でも無理なく読めた一因だと思った。でもなにより大きいのは大伯母「よしちゃん」の人柄。偶然に近い出会いだったけどこういう人のことを読めてよかった。

2009/09/05

れいん。

著者の大伯母が経験した満州から日本へ引き揚げてくるまでの過酷な日々。昨年亡くなられた藤原ていさんの「流れる星は生きている」などで満州から博多港に着くまでに、たくさんの人が大変な苦労をされた話は知ってはいましたが、一人ひとりに違う人生があって、その経験を辛く苦しい思いをしながらも話してくれる人がいること、それを朝比奈さんのように本にして伝えてくれる人がいること、それを無駄にしないように語り継いでいかなくてはならないと強く思いました。間違った方向にいかないように、皆が自分の故郷に帰りたいと思えるように。

2017/02/15

Gen Kato

つらくていたましい引き揚げの記録文学。70年前、こんな苦しい思いをしたひとたちは、どのくらいいたのか…

2015/07/04

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