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スティームタイガーの死走 (角川文庫)

スティームタイガーの死走 (角川文庫)

スティームタイガーの死走 (角川文庫)

作家
霞流一
出版社
角川書店
発売日
2004-03-25
ISBN
9784043729029
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スティームタイガーの死走 (角川文庫) / 感想・レビュー

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ちーたん

★★★☆☆【疑似体験レビュー】蒸気機関車に乗れるプレミアチケットをゲットした私🐶。片道3時間のシュッポッポの旅✨汽笛の音とモクモクの煙に包まれ、順調に走ってた機関車がなんと乗っ取られた😨しかも見るも無残なズルムケ死体まで車内に突如出現!列車乗っ取り、アカムケ様の死体、密室、爺やのオムツ?…これはもはや『走る吹雪の山荘』だ〜😲◆初読み作家さん。2002このミス第4位作品!乗車するみんな癖強っw。しかも列車もろごと消失もしちゃう😁さらに終章でさらなる仕掛けが!たくさんどんでんあってなかなか楽しめた!

2020/06/08

オーウェン

霞さんなので当然バカミスなのだが、列車の消失という規模のデカさは流石としか言いようがない。 小羽田グループが開発した蒸気機関車虎鉄号。 その当日に始発駅で死体が発見。 更には虎鉄号の中にも死体が発見され、機関車が消えるという事態に。 当然トリックはあるのだけど、脱力するオチでもある。 でも現実有り得そうなギリギリを狙っているのは分かるし、乗客たちも非常に個性豊か。 特に鍼灸師のキラリの探偵ぶりは中々。 そのキラリが予想する犯人が最後意外な人物に定められるのは驚く。

2022/03/13

森オサム

著者初読み。このミス2002年版第4位。「人間消失」、「密室に突然現れたアカムケの死体」、「列車ジャックと犯人のバカな要求」、そして「蒸気機関車消失」。バカミスと言う事になるでしょうが、これだけのネタを詰め込んで一応それぞれに決着を付けています。ふざけた様な奇妙なキャラとその言動に、笑えるか、イラつくか。沢山の謎とその真相に、そしてラストに用意された作品そのものに対する大仕掛けに、感心するか、怒るか、それとも呆れるか。私は、作者が非常に真面目に真剣に取り組んだと感じ、面白く読みました。個人的にこれは有り。

2020/04/18

koma-inu

幻の蒸気機関車を、中央線で走らせる計画の中、走行中の機関車が消失。他にも機関車内の密室殺人、足跡が消えた人体消失など、ワクワク要素が満載。霞さん作品という事で、もれなく脱力トリックです。特に機関車消失トリックは、無駄にリアルな図解入りで、また「虎」にまつわる伏線も効いており、よく出来ていると思いました。終章の独白は意表をつかれ、本編の「日本茶にミルクと砂糖」という奇妙な表現にも納得いきました。

2022/08/27

はらぺこ

コメディーチックな部分は自分には合わなかった。すべってると思う。でも作者を責めたりしませんよ(笑)

2015/02/10

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