東京トンガリキッズ (角川文庫 な 44-1)
東京トンガリキッズ (角川文庫 な 44-1) / 感想・レビュー
林 一歩
自宅に帰れば単行本も文庫本もあるのだが、先日嶽本氏の著作を読んでから、無性に読み返したくなり買ってしまった。私の甘酸っぱいエヴァーグリーンは全てこの本の中にある。
2014/05/01
林 一歩
リアルタイムで宝島に連載されていたトンガリキッズを読めたのはラッキーだったと思う。80年代に殉じるほど、モラトリア〜ムではないが、80年代を十代で過ごせたのは、今思えば幸せだったと思う。"明日があるとおもえなければ 子供ら夜になっても遊びつづけろ!" 扉の堀川正美のこの言葉が、深く深く胸に突き刺さる。
2015/01/11
芽衣
80年代以降生まれには副読本が必要と思われる。岡崎京子とか?気まぐれコンセプトとか?/80年代の子らの口癖は「退屈」で、後に続く言葉は「何か面白いことないかな」。完全に下の世代と隔絶しているな、と思った。何か面白いことがあるという期待すら抱けないわたしたちは、この人たちと違う。/この世代の人たちは読み終わった後「退屈だった」と言うのかな。/わたしは、日本に夢がいっぱい詰まっていて面白いと思ったです。
2009/09/27
乙郎さん
何故かクリスマスが来ると読みたくなる。あまり面白くはないんだけど、ニューウェーブの音楽を聞くような楽しみ方。
2008/12/24
はるむ
80年代のヤンキー、サブカル、パンクロックの文化をぎゅっと詰め込んだショートストーリー集。「赤坂見附で乗り換えて」「月曜日なんか大嫌い」「世界の終わる日、僕たちは‥‥。」「さよなら、TOKIO」がお気に入り。
2014/07/23
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