ハーモニーの幸せ (角川文庫 た 50-1)
ハーモニーの幸せ (角川文庫 た 50-1) / 感想・レビュー
Sakie
ランディさんは興味のあるものには身をもって関わってみる主義の方なので、社会的弱者の施設であったり、環境問題であったり、瞑想であったりスピリチュアルであったりする。一貫しているのは、生きる力への探求心。人としてあるべき状態を知って、真っ当に、呼吸を楽に生きたいという思いが根底にある。読みやすいのでさも自分も新しい発見をしたような気になるし、心に呼応するものがあるが、たぶん読んだ端から忘れている。それでも、いつかなにかの状況で、ランディさんの言葉を思い出すことが少なくないだろうと感じている。
2012/07/19
Michi
自然を大切にするランディさんと、同じ時間を共有しているような感覚になるエッセイでした。
2010/06/27
cithara
彼女のエッセイはいくつか読んでいるが、お母様やお兄様を亡くした詳しい事情はよく知らなかった。ランディさんは想像以上にすさまじい人生を歩んでいるのだなあ。文章を書いてその気持ちを昇華しているのだなあ。私にはとてもそんな心の余裕はないけど。『ガン検診の憂鬱』は私もかつてガン患者だっただけに共感をもって読んだ。そうなんです! 素人は何科に行って良いか分からないので相談窓口があればいいのにと私も思う。一部の病院にはもうあるかもしれないが。『恋愛の力』を読んで御主人は平静でいられるのかと老婆心ながら思う。
2013/04/08
Yoshiko Baba
田口ランディさんの本は頭のストレッチに最適
2012/10/06
紅姫
彼女の交流関係の広さに驚く。へーと思う部分多数。ギリシャの男性との会話の章が非常に印象的でした。『小説家は病んでいる』『自分はいつも傷ついている。だから文章を書く』『女性は卵子の数だけ恋愛ができる』という言葉が特に印象に残りました。
2012/02/12
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