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クラッシュ (角川文庫)

クラッシュ (角川文庫)

クラッシュ (角川文庫)

作家
楡周平
高柳 雅人
出版社
KADOKAWA
発売日
2009-01-25
ISBN
9784043765065
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クラッシュ (角川文庫) / 感想・レビュー

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Rin

[借本]ボリュームたっぷりの一冊。シリーズ物とは知らなかったけれど、この本だけでも十分に楽しめる。航空機ものと思っていたら、インターネットが普及してネットなし、コンピュータのない生活が考えられない今の時代だからこその物語。誰もが手軽にネットで考えを発信できるからこそ、自由というものを正しく理解して利用しなければいけない。便利さだけに気を取られていてはいけない。便利だからこそ、使用する人間の心構えが問われてくるのだと痛感。クラッシュの恐ろしさと、パイロットたちの強さに引き込まれた一冊でした。

2017/06/18

shiozy

「朝倉恭介vs川瀬雅彦」シリーズ4巻目。700頁の大著である。コンピュータウィルスにより日本機が墜落し、日本経済が大混乱に陥る。「なんや、被害は日本ばっかしやん」と思うのだが、描く世界は地球規模である。ますますスケールがでかくなる楡周平。こうなりゃシリーズ全6巻読破あるのみである。

2016/10/08

キクマル

久しぶりに楡作品を読みました。700ページを越える分厚さ…日数を要しましたが、面白さは抜群でした。コンピューター・ウィルスによるサイバーテロに日本、香港、シンガポール等のアジア諸国が被害を受け、アメリカが翻弄させられ…それだけでも国際的大事件なのに、ウィルスにより操作不能に陥った航空機が絡んできます。18年前の小説なのですがインターネット無しの生活は考えられない現代社会を予見しているような小説の世界には驚きを感じました。

2016/04/09

ピップ

コンピュータウィルスで世界が混乱する話。ちょっとしたことから、ものすごい偶然で世界的な危機に陥っていく。やばいことはこういう偶然から起こるんだろうな、となんとなくリアリティも感じます。でも…なんとなく主人公に魅力がなくておもしろくなかった^^; 次作を読むかは考え中…

2023/07/01

にゃにゃころ

川瀬編はひとつ飛ばしたので初。朝倉恭介に比べて地味な存在だった(笑) 話自体はとても面白く、読むのに何日かかる?って思っていたけど、止まらない面白さだった。次は「ターゲット」だ。楽しみ!

2021/03/27

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