朝倉恭介 (角川文庫)
朝倉恭介 (角川文庫) / 感想・レビュー
ユザキ部長
アサクラ・キョウスケ~~コブラ~~家ごとぶっ飛ばす~~襲撃は成功~~マフィアは全滅~~タンパ~~市警のヘリを迎撃~~。たまたまコロンビアの地で聞いた。手繰り寄せた情報の先にあるものは。シリーズ最終章。最高に面白かった。
2020/07/06
shiozy
「朝倉恭介vs川瀬雅彦」シリーズ第6巻完結編。読みに読んだり三千頁超である。マフィアから始まり、CIA、宗教集団テロ、北朝鮮ゲリラ、サイバーテロ等とその守備範囲の広さに圧倒される。デビュー作「Cの福音」を書いた当初から、この6巻の構想があったというから驚きだ。良くも書いたり三千頁超であるが、良くも読んだりワシ、でもある。
2016/10/16
yukision
とうとうシリーズ完結編。悪のヒーローvsジャーナリストとは、ちょっと釣り合いが取れていないような気もするし、 川瀬が朝倉の存在を知る過程もうまくいきすぎな感もあったが、とにかく迫力も読みごたえも十分。
2020/01/31
MJ
川瀬雅彦君。悪のヒーロー朝倉恭介、正義のヒーロー川瀬雅彦って触れ込みだけど、犠牲者が出るのも厭わずスクープを追求する君の姿勢には違和感を感じるなぁ。君は、他者のために自らを犠牲にするタイプではなさそうだし、巨悪CIAに立ち向かう素振りも見せないし、個人的にはがっかりだよ。まあ正直、最後、自暴自棄になって善良な日本の警察官まで殺し始めた朝倉恭介君にも失望させられたけどね。
2021/01/10
James Hayashi
朝倉恭介シリーズの終焉巻。中盤までスローであったが、後半は凄まじく満喫させてもらった。個人的には10年前には知らなかったエシュロン(世界中のテロなどの通信を盗聴できるシステム)の事が詳しく書かれ、著者の注目度に驚かされたし、麻薬、国際輸送、カーチェイスと銃撃戦などのディテールが著者らしく素晴らしい。飽きることなく読み通せ、読み応えのあるシリーズ物だったし、エピローグも納得の行くものであった。
2014/11/03
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