SAFETY BLANKET 1991-1998 (角川文庫)
SAFETY BLANKET 1991-1998 (角川文庫) / 感想・レビュー
MIYA
宮沢さんは世界中を飛び回る旅人なのだが、その様は"何か"を探しているようだった。その"何か"が何なのかはわからないが、旅で見つけたその"何か"は「島唄」になり、「風になりたい」などの名曲たちに姿を変えたのだと感じる。落とし物なのか、忘れ物なのか、それともまだ誰も見たことがない宝物なのかはわからないが、宮沢さんは東西南北を旅する。しかしどこの国に行っても宮沢さんは、結局はその"何か"を自分の胸ポケットから見つけて帰って来る。139pの詩が好きです。すごく味わい深いエッセイ集でした。
2021/06/05
Izumi
高校生の頃、 いつでも読めるように学生カバンに入れて持ち歩いていた文庫本。 この本自体がセイフティ・ブランケットだったのかもと思う。
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