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動物記 (角川文庫)

動物記 (角川文庫)

動物記 (角川文庫)

作家
新堂冬樹
出版社
KADOKAWA
発売日
2008-01-25
ISBN
9784043781034
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動物記 (角川文庫) / 感想・レビュー

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はつばあば

こんなこと言っちゃ申し訳ないけれど諸悪の根源は人間だと言われたら「その通りです」としか応えようがない。可愛いからと飼ってみても池にはワニにミドリガメ、あらここに野良猫が・・そういえばハスキー犬も一時大流行りでしたよね。シートン動物記を読んでからすでに60年は経っている。それでも幼い頃感銘を受けた本は忘れられない。今の子に愛情を与えたらそれ以上の愛をもらえることを教えたい。その反対も。今の社会は親が子を虐待するのだから・・動物の事など頭にないかも

2019/02/08

NAO

【戌年に犬の本】『シートン動物記』が好きだったという作者の『動物記』は、動物の愛らしさを描いたものではない。「極北の王者アダムの生涯」と「兄弟犬ミカエルとシーザー」は、人間に翻弄される動物たちが描かれている。特に「兄弟犬ミカエルとシーザー」は、度重なる人間の身勝手さが本当に腹立たしく、犬たちがかわいそうでならなかった。これは、作者の告発と警告なのだろう。

2018/07/01

ach¡

なんだろう…動物ものだし、一話目はグリズリーだし、せっかくオススメいただいたし、感動しなかったわけじゃないんだけど…あまりにベタ過ぎる展開&シートン動物記のパクリ疑惑が浮上した辺りですっかり鼻白んでしまいました。私の捻くれた感性に合わなかったみたい<(_ _)>ごめんちゃい。やっぱり、クマ本で吉村昭氏の羆嵐を超える作品はないかもしれない。でも著者の動物好きはビンビン伝わりました。動物びんびん物語♪ あぁーもっともっと素直になれ 心の中身を空にして 涙も溶かして 素直になれ ってトシちゃんも歌ってたなぁ

2016/08/22

ともとも

表紙のイラスト(日置由美子さん)の綺麗さで思わず手に取って、読んでしまいました。自然や野生動物の世界の過酷さ、そして人間の身勝手さからくる人間と動物の物語がドラマティックで、リアリティに描かれており、物語とは解っていても、それだけに多くの感情が湧き起こってしまいました。人間と動物の共存、生きていくこと、命や責任、情とはなどについて、深く考えさせられながらも、人間の良心に訴えかけつつ、何か大切なことに気がつかせる、あるいは見つけてくれる、そんな厳しくも温かい一冊で良かったです。

2015/01/27

キジ猫ハナ

7/10あり得ない設定だったけどアダムの優しさに涙し、シーザーとミカエルの兄弟愛に涙した。彼らの悲劇を引き起こした身勝手なクソ野郎に本当に腹がたった。ペットに飽きたから、貰い手がなかったから捨てたとか、そんな奴どつきまわしたる。次はシートン動物記を追いかけよう

2014/04/26

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