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ぼくは悪党になりたい (角川文庫 さ 43-2)

ぼくは悪党になりたい (角川文庫 さ 43-2)

ぼくは悪党になりたい (角川文庫 さ 43-2)

作家
笹生陽子
出版社
角川書店
発売日
2007-06-01
ISBN
9784043790029
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ぼくは悪党になりたい (角川文庫 さ 43-2) / 感想・レビュー

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百太

結構、好ましい本でした。

2020/03/03

0kaeri

作者が凄い感性の持ち主だなぁ。ここのところドロドロしたものばっかり好んでいたので、やっぱり好みが分かれますね♪完璧な家族が幸せになれるとは限りませんね

2015/02/26

すきま風

何度目かの再読。やっぱ笹生さん、良いわー。学生特有の何となく気怠い感じ、突然色々なことがどうでも良くなって投げ出してしまいたくなるあの気持ちを、ここまで描けるのかと。不良にも優等生にもなれない普通の主人公と、個性豊かな同級生。若すぎる父。異母兄弟の兄。未婚の母は海外出張中。その設定だけでもワクワクしてしまうが、読んでまた面白いのでやっぱり好き。さらっと読めるのも良い。

2015/04/28

can

悪党になりたがっている内は、絶対悪党にはなれません。これぞ「若気の至り」。20年後に「兎丸エイジの滑らない話」として、披露されること間違いなし。エイジ君まではいかないとしても、「自分だけ損してる!もうバックれてやる!皆、困りやがれ!」と被害妄想に駆られることはよくあります。でも、それが出来ないから苦労してんだよねえ。ただ、褒めて認めてもらいたいだけ。コンビニでの再会シーンはグッときます。サクッと読めて、時々挟まれるシュールな笑い。イライラして、かっこ悪くて、最後はちゃんとハッピーエンド。面白かったです。

2015/04/30

MAKII FRUー

エイジは本当にいい子悪党になれないね!あんなに自由奔放な母から、家庭的な子が…父親の遺伝子だったのかなぁ?杉尾さんが出てきたあたりから、話に引き込まれていきました。そういう展開になるとは。それにしても、結局、母親はこんなに悩んでるエイジの事、帰国するまで知らないとは…エイジが家出して、ヒロトが泣いていたと羊谷言っているところもグッときた。杉尾さんも素敵なお父さんだ。

2013/09/03

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