KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

ブレーキ (角川ホラー文庫 や 2-2)

ブレーキ (角川ホラー文庫 や 2-2)

ブレーキ (角川ホラー文庫 や 2-2)

作家
山田悠介
出版社
角川グループパブリッシング
発売日
2008-05-24
ISBN
9784043792054
amazonで購入する

ブレーキ (角川ホラー文庫 や 2-2) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ehirano1

「ビンゴ」が印象に残りました。物語の緊張感は言わずもがなですが、一種のディストピアを具現化していることが大切な何かを思い出させます(例えば主人公が終始願う、“母と妹と三人で普通に暮らす”ということ)。効率のみを重視し、考えることを止めた社会(思考停止社会≒反知性主義?)においてはこのような法体制もあるのではないかとすら思えます。

2019/06/01

ミロリ

さすが山田さん。人工的な過酷状況パラダイス。『ビンゴ』ゲーム時間が物凄く無駄な気がしていたけれど、死刑囚は一年以内に必ず死刑執行されるわけで意外と悪くない制度かも。いきなりのデカ文字には電車内で焦った。『サッカー』プレイヤーは仕方ないとして、首を蹴散らすゲームを楽しむ観客って大丈夫なのか……グロ現場が平気だなんて恐ろしすぎる。『ババ抜き』ショッキング……でも最期まで大好きなババ抜きできて良かったと思う。『ゴルフ』犯人は誰。『ブレーキ』山田さん的オチ。イメージしやすい描写だった。

2014/07/26

メガコ

ビンゴ、サッカー、ババ抜き、ゴルフ、ブレーキ の短編ノンストップサバイバル。 サクッと軽く読むにはいい感じかな? 個人的にゴルフが興味ないので流し読みしちゃいましたが? どれもそれなりにハラハラできて面白かったです♪

2018/11/08

Mie Tange

主題のブレーキを含む5話の短編集。 発想てか着眼点はいいのだけれど、 ほぼほぼ先が読めてしまう展開が惜しい(´・ω・) その狂気に意味や真実をつけ長編でやれば楽しそう。 まぁあえて短編でぽんぽん出しちゃうのが 山田さんらしいっちゃらしいんだけどw

2021/07/30

ねここ

山田さん二冊目。学級文庫にあったので読了。短編集でしたが、最初のビンゴはまぁまぁ楽しめたけど、その後からは話がパターン化され、マンネリ気味になっているのが否めない。やはりこうなったか、とどうしてもオチが分かってしまう。ゴルフは消化仕切れてないまま。前に読んだキリンの方が私は好きかな。

2015/03/11

感想・レビューをもっと見る