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クラシックシリーズ3 千里眼 運命の暗示 完全版 (角川文庫)

クラシックシリーズ3 千里眼 運命の暗示 完全版 (角川文庫)

クラシックシリーズ3 千里眼 運命の暗示 完全版 (角川文庫)

作家
松岡圭祐
出版社
KADOKAWA
発売日
2008-01-25
ISBN
9784043836154
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クラシックシリーズ3 千里眼 運命の暗示 完全版 (角川文庫) / 感想・レビュー

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只三郎

本作は「ミドリの猿」の続編となる作品です。中国の軍人だけでなく、一般の国民老若男女までもが理由が分からないまま日本に憎悪を持ち、今にも戦争に突入するという状況のなかで幕が上がります。この作品を読むとやり方次第では自分の思う方向に群衆を煽動することも不可能ではないかと思ってしまい、また、自分もその煽動に釣られてしまわないか、不安になります。一部の人間に利用されないように、物事に対し理解し、自分の考えをしっかり持って、冷静に見極めることが大切ですね。

2015/09/12

みなみ

千里眼シリーズ三作目の完全版。前作からの続編で、相変わらずハリウッド映画のような展開が続くが、美由紀の強靭な身体と精神には驚き。もはや人間離れしていると言わざるを得ない感じ。偽ディズニーランドが出てきて、同じ松岡さんの「ディズニーランドの憂鬱」を思い出した。若干荒唐無稽なような感覚にもなるけれど、難しいことを考えずにただ楽しめた。

2022/07/20

C-biscuit

図書館で借りる。三部作なのであるが、2,1,3の順番で読んでいるのと、1とこの巻が完全版なのもあり、前後の関係がよくわからなくなってきている。純粋にこの巻だけでも面白いのであるが、全体の流れも重要である。相変わらず完全無欠の岬美由紀であり、圧倒的な強さと千里眼と呼ばれる能力が魅力の小説である。やたらと細かいウンチクが詰め込まれており、強引さもあるが、うまく散りばめられている。メカの描写も詳しいので、リアリティを感じる部分も多い。私自身は岬美由紀はランボルギーニの方が似合うように感じる。他のも読んでみたい。

2017/06/28

99trough99

絶体絶命の岬が何とか意識を取り戻すところまでは少し予想できたが、そのあとはもうハチャメチャ、スケール大きすぎだわ。それでも先を見失わないところが松岡さん凄い。 勢いで、4巻目にそのまま突入してみます。

2022/05/28

あいちゃん

岬が気で人々を吹き飛ばして佇む姿、バイクで疾走する姿、F15の窓から嵯峨に手を振る姿…。暴走しながらも美しい姿が目に浮かぶ。

2016/02/18

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