催眠 完全版 (角川文庫)
催眠 完全版 (角川文庫) / 感想・レビュー
ゆのん
【シリーズ1作目】万能鑑定士Qの4巻を読もうと思ったら本作の主人公・嵯峨敏也が当時するとあったので急遽こちらを読む事に。インチキ催眠術師の前に現れたのは、突然大声で笑い出し、自分は宇宙人だと叫ぶ不気味な女性。予知能力もありメディアの話題に。そんな時に発覚した横領事件。天才臨床心理士が主人公だと思って読んでいたのだが『そんなに天才??』と疑問に…。最後まで読んでみて『天才なのかも…』と思い始めた。早速2作目へ。
2021/02/18
yukision
万能鑑定士Qの事件簿に登場したことからこちらへ。パチンコやゲームにはまっている状態って、トランス状態だったのか。あまり意識したことはなかったが、この本を読むまで催眠療法=催眠術で、人を操ることのできる怪しげなものというイメージがあったことは否めない。催眠療法についての認識を正せたのは良かった。
2020/11/10
遥かなる想い
うさん臭いものと 思われがちな 「催眠療法」を 主眼に置いた この本は、 娯楽作品としては 軽快で 通勤電車の中で 読み流すには よい、と 思う。
UK
Qちゃんのご縁でなんとなく。この作者は、犯罪者はいても根っから悪い人はいない、という前提なので安心して読める。多重人格者の突拍子もない行動に、インチキ催眠術師やカウンセラー、そして警察が振り回される。ラストは意外などんでん返しで、これは相当無理だけど、まあ作者のサービス精神のあらわれってことで楽しんでおきましょう。
2017/09/01
にゃおこ
昔から本屋さんで平積みされているのをよく見かける作家さんでしたが、初めてのご縁。経歴もこれがデビュー作でミリオンセラーなのも、初めて知りました。本作は時代の変化に従ってリメイクされたものだそう。末尾の、このシリーズの一覧表に圧倒され、手をつけだしたら大変そう。
2024/06/30
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