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クラシックシリーズ5 千里眼の瞳 完全版 (角川文庫)

クラシックシリーズ5 千里眼の瞳 完全版 (角川文庫)

クラシックシリーズ5 千里眼の瞳 完全版 (角川文庫)

作家
松岡圭祐
出版社
KADOKAWA
発売日
2008-11-22
ISBN
9784043836246
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クラシックシリーズ5 千里眼の瞳 完全版 (角川文庫) / 感想・レビュー

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utinopoti27

歴史小説家に転身した(?)松岡さんの原点ともいえる千里眼シリーズ。そのクラシックver第5弾の本作は、前作の目を覆わんばかりのスプラッターテイストから一転して、じっくりしたヒューマニズム重視の趣向となっているため、美由紀の人間臭さが随所に垣間見えるのが嬉しい。また、謎めいた北朝鮮の女工作員リ・スギョンやメフィストのダビデといった新キャラも立っていて、ストーリーにさらなる膨らみと今後への期待を持たせます。リ・スギョン、意外といい奴かも。シリーズは全22作。先は長いけれど、松岡エンタメ作品、僕は好きだなあ。

2017/11/08

99trough99

冒頭、いきなり友里が死んでしまう?本当かと疑心暗鬼に読み進めると今度は北朝鮮?しかし、伏線回収は意外な方向へ。新キャラのダビデは味方なのか敵なのか全く不明だが、ここにきて急にヒューマンストーリーになった。これも意外、意外過ぎてまたも松岡さんの思惑通りに6巻を手に取ってしまう自分であった。松岡さんは読者にとってのメフィスト・コンサルティングである。

2022/06/04

勇波

松岡作品色んなシリーズがあるけど、やっぱコレがダントツで面白い。しかも今作は傑作だと思う。だってあの国が身近に感じてしまった。それってスゴイ事ですよね。ダビデのおっちゃん霞んでましたぜ。今作の美由紀さんの決めゼリフは「耳元で君が代歌うわよ。」で決まり★

2021/07/23

sakadonohito

友理佐知子との決着。北朝鮮の潜入員との邂逅。イッツ・ア・スモールワールド。時々ダビデ。相変わらず女性を酷い目に遭わさなければ気がすまないらしい松岡圭祐氏。新しい展開への序章といった感じでしょうか。チープさは若干否めないけど中々面白かった。

2022/03/10

MarsAttacks!

クラシックシリーズ第5弾!シリーズの大きな転換を迎えた作品、恩師であり最大の敵との最後、新たなる敵?の登場、何より美由紀の内面の変化、今後のシリーズ構成に重要な要因がふんだんに盛り込まれています。しかし少し描写が細かく、そしてこのページ数、読み終わるのに結構かかりました。

2010/10/06

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