万能鑑定士Qの事件簿III (角川文庫)
万能鑑定士Qの事件簿III (角川文庫) / 感想・レビュー
勇波
品行方正な芸人さんなんか一つも面白くないし、極めて常識的な作家の作品なんか反吐が出る。また一曲しかしか売れないミュージシャンもたかがしれている。この物語の西園寺響は間違いなくあの方を描いたんですね。あの方の音楽に当時からあまり興味もなかったんですが、個人的にはやっぱ天才だと思う。だってあんなに受け入れられたんだから。先日の都知事のゾエ氏と同様結局下世話な物語を作るのはマスコミと世間なんですね。本人の才能なんて…。。どうなんですかね?★
2016/07/03
どんちん
主役は凛田莉子のロジカルシンキング。事件、犯人は引立役。このシリーズの構成はこんな感じ?今回は状況証拠だけで、直接犯人を逮捕まで至らなかったが、一鑑定士なのだから、そこまでは必要ないだろうw 気になるのは主要な登場人物が同じこと。莉子、小笠原はよし。氷室、宮牧までもOKかな。が、葉山等警察関係者も一緒は、ちょっとどうかな。あまりに同一管轄内での事件が多すぎ!?できれば、マンガやTVサスペンスのシリーズ物と同じようになってほしくない。と、感じながらも、テンポのよさは変わらず、さっくりと楽しめる1冊でした。
2013/11/11
れみ
万能鑑定士Qの看板を掲げる凛田莉子は、自分の元に持ち込まれた様々な事件に、かつてミリオンセラーを連発した音楽プロデューサー西園寺が関わっていることに気づき、雑誌記者の小笠原とともに西園寺に挑むお話。何というか、露骨にモデルになった人が分かりすぎるんですけど…そして今は、モデルの人と違うミュージシャンの人の顔も浮かんできて色々心が痛かったな…。でも様々な事件が数珠繋ぎに少しずつ展開するので先が早く知りたくてどんどん読んでしまった。複雑な気持ちにはなりつつも面白かった。
2014/10/03
hiro
今回はいろいろな犯罪に手を染めている犯人は途中でわかる。その犯人は有名音楽プロデューサーの西園寺響。読んでいる間は、西園寺のモデルだろうKさんをどうしてもイメージしていまった。読んでいる途中は、犯人がわかっているので、最後はどのように収束させるのかと思っていたが、結構最後までひねりがあったので、このシリーズの楽しみのうんちくとあわせて、楽しく読めた。万能鑑定士Qは気楽に本を読みたいときにはもってこいなので、ストックしていたⅣを続けて読みます。
2013/04/11
修一朗
音響トリックは新鮮で面白かった。でもせっかくあの人をモデルに使うのだからもっと壮大な話でもよかったな。軽く終わってしまった。短編でよかったのでは。トリックを音響関連にしぼり,脇道トリビアを整理すれば,おさまりのいい長さになったと思う。3話で一冊ぐらいの。ストーリーに文句言うもんじゃないと思いつつも、ノロウィルスの話にはうーん…あの仕掛けでこれ? というチマッと感とチグハグ感。今のところ、映画原作の9巻までは読んでみるつもり… ところで,小笠原君の役割がまだわからない。諸々補足説明係ってとこなのかな…
2014/06/10
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