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万能鑑定士Qの事件簿XII (角川文庫)

万能鑑定士Qの事件簿XII (角川文庫)

万能鑑定士Qの事件簿XII (角川文庫)

作家
松岡圭祐
清原紘
出版社
KADOKAWA
発売日
2011-10-25
ISBN
9784043836536
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万能鑑定士Qの事件簿XII (角川文庫) / 感想・レビュー

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どんちん

さっくりと読み終えることができる楽しいシリーズであった。このシリーズは終了とのことだが、確かに話が進むにつれ、スケールが大きくなり、また小技的なネタの"へぇ"が小さくなり、「鑑定士」として展開するには少々きついかなという感じだった。また、お約束の二人の進展だが、せっかく前作までで盛り上がっていた莉子の思いをトーンダウンさせてしまうような設定はどうだろう?前作までの流れ+ドレスとなれば、いくら莉子でも、小笠原を意識しているのなら、それなりの反応(内面的な描写)があっても。。。と思ったのは私だけか。

2013/11/27

れみ

太陽の塔を鑑定してほしいという依頼が持ち込まれ大阪を訪れた莉子と小笠原。依頼人が妻の不可解な失踪事件について語ったときにモヤモヤする感じがしたのはある意味当たりだったけど、その裏に隠された真実は思った以上に大きな話でびっくり。今回でQシリーズの第一部は終わり。この続きを読むかどうかはゆっくり考えよう。

2015/04/28

utinopoti27

人の死なないミステリ、万能鑑定士Qこと凛田莉子ちゃんの活躍する人気シリーズも、いよいよ最終巻。今回の鑑定品は太陽の塔?あの万博以来、一般公開された太陽の塔で、失踪した依頼人の妻を探すことになった莉子。奇跡の万能ロボットの謎、展示品の盗難や怪しげな鑑定能力テストなど、入り組んだシナリオが一つに収斂する時、国家レベルの陰謀が明らかに・・?小ネタを交えながらのサクッとした展開は切れ味良し。肝心のトリックはややショボいが、最後だから許す。一方、思わせぶりなラストは「推理劇」への伏線か・・って結局続くんかい!(笑)

2020/07/29

ゴンゾウ@新潮部

事件簿シリーズ完結。皆さんも書かれている通り表紙の絵に期待を持たされていたがそんな進展もなかったのには少々がっかりでした。確かに短期間で12本もの作品を書き上げるのは凄い。莉子さんが推理劇で新たな一面を見せてくれるのだろうか。

2017/11/28

りゅう☆

太陽の塔で妻が誘拐されたと言う夫が莉子に助けを求めてきた。もはや探偵業状態?!笑。でも太陽の塔の鑑定を依頼されたら断れないよね。今までで最大の鑑定品。ある日、展示品が盗まれた。一体誰がどうやって?莉子の元に届く奇妙な手紙は莉子の鑑定力を図ってる?また犯人を突き止めるべく華蓮に贋作を依頼。華蓮が出所する日が近くなりそうね。そして低予算で高技術を求められたが故のまさかのアナログ的な真相。こんな展開、絶対分からない!そして事件簿はこれにておしまい。表紙に騙されたわ~。ゴールインするかと思いきや…次は推理劇ね。

2019/12/01

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