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SPEED (角川文庫)

SPEED (角川文庫)

SPEED (角川文庫)

作家
金城一紀
出版社
KADOKAWA
発売日
2011-06-23
ISBN
9784043852055
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SPEED (角川文庫) / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

落ちこぼれ男子高校生集団「ゾンビーズ」シリーズ第3弾で期待どおり、いや期待以上に感動させてくれました。こんなにユニークかつヒューマニティ溢れるキャラを生き生きと活かし書き綴る金城さんワールドにすっかりハマってしまいました。前作ではダメサラリーマンを救いましたが、今作ではお嬢様学校に通う女子高生をしっかりとお助けしてくれます。リーダー格の「南方」ももちろんナイスですが、やっぱり本作も「朴」と、そしてイケメン「アギー」がグッジョブです。どんなにツラいことがあっても、決して目を背けてはいけないことが大切ですね。

2017/09/02

積読亭くま吉(●´(エ)`●)

★★★★☆この胸いっぱいに、ぎゅうぎゅうに詰まって、今にも溢れだしそうなこの思いを何と呼ぼう。愛しくて愛しくて叫びだしたくなるくらい…ザ・ゾンビーズよ永遠なれ。ザ・ゾンビーズに幸あれ!あれかな…岡本かの子から取ったのかな(笑)だよね?太郎が出てきたもんね

2016/07/24

chiru

❁再読❁『ザ・ゾンビーズ』3作目。 フライダディフライの遥と同じお嬢様高校に通う佳奈子が襲われるのを助けた彼らは、佳奈子とともに、家庭教師の死の裏にある大学の陰謀を暴こうとする。 『頭で納得できても心が納得しなければとりあえず闘ってみる』というゾンビースのセオリー通りに、『わたしの生まれてはじめての冒険』に飛び込んだ佳奈子がとてもかっこよかった。 ★4

2018/02/21

masa

肩幅に足を開き、左を半歩前へ。膝の力を抜いて右の爪先へと重心をかけ、軽く縦にビートを刻むんだ。腋を締め右手を顎の前、左手を目の高さにあげ、空気の泡を掴むつもりでふわりと握れ。オーケイ。短く息を吐きながら、左足を踏み込むと同時に左のこぶしをまっすぐのばし、すぐに戻せ。その反動と右足の蹴る力を腰、肩、腕のトルクでリンクさせて、右のこぶしで爆発させろ。内へ捻りつつインパクトの瞬間握りこみ、こぶし二つぶん遠くへ振り抜くんだ。赤信号、みんなで渡れば怖くない。社会の重力に逆らい全力疾走で失踪しよう。速く!もっと速く!

2019/10/20

とら

ザ・ゾンビーズシリーズ第三弾。今回も最高の爽快感。このシリーズ、テーマは共通してると思う。「俺たちは自由だ」とか「速く走れ!速く飛べ!」とか「自分たちの周りを囲んでいるシステムとかカラクリに疑問を感じるなら、破ってしまえ。従ってちゃ駄目だ。自分の目で見て正しいと判断したら行動に移しちまえ」とか。もう...最高じゃないか?このシリーズを読んでる間はしがらみとか縛られていたものから解放された気分になる。今の自分は誰にも止められない!どこまでだっていける!って思える。シリーズは次で終わり。最後まで加速してやる!

2013/02/18

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