KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

最後の記憶 (角川文庫 あ 45-1)

最後の記憶 (角川文庫 あ 45-1)

最後の記憶 (角川文庫 あ 45-1)

作家
綾辻行人
出版社
角川書店
発売日
2007-06-23
ISBN
9784043855018
amazonで購入する Kindle版を購入する

最後の記憶 (角川文庫 あ 45-1) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ダイ@2019.11.2~一時休止

ホラーとミステリーの中間?って感じ。なんか中途半端な感じもあるが面白かった。

2013/11/26

gonta19

2007/6/25ジュンク堂住吉シーア店で購入。 2014/4/22〜4/26 7年ものの積読本で約2年ぶりの綾辻作品。サイコホラー系であったが、若干作品世界に入り込めなかった。解説の千野帽子さんが書かれている謎、結局わからなかった。何なんだろうか。

2014/04/26

散桜

不安感を煽られて、妄想と現実の間をさまよって。ショウリョウバッタの羽音と白い閃光。夕暮れの空はヒトの血の色。そして首なしのモノ。様々なモチーフが散りばめられていて凄く引き込まれました。が、なんだかモヤモヤとフワフワと終わってしまい、結局何だったんだろう感は否めません。ファンタジーでありミステリーでありホラーである。いつもどおりの雰囲気はとても漂ってます。読み易かったです。そして咲谷由伊!!貴女一体何者なんですか?!他作とのリンクのおかげで本筋よりもそこにゾクリとしました。

2015/02/03

ピッポ

波多野森吾は若年性の痴呆症に冒された母の「最後の記憶」の謎を探り始める。同じ様な心理描写の連続にまどろっこしさを覚えるも、徐々に幻想的でノスタルジックな雰囲気に魅了されました。ホラー、ミステリー、ファンタジーなど多様な要素が融合された作品です。

2017/04/29

美羽と花雲のハナシ

蓑浦=レマート症候群、通称白髪痴呆。その病と診断された母が見た最後の記憶とは。最も恐ろしくて海馬から離れることのできない記憶。それは一体どんな記憶。ミステリーと伝奇の融合は素晴らしく巧く描かれていた。主人公の混乱や迷いによってどんどん遠ざかる真実。でも、結局戻る場所に戻っていく。全ての因果の回帰。綾辻氏によるあとがきが相変わらず面白い。素朴な人柄がすごく伝わってくる。「猟奇耽異」というジャンルも興味深い。『美しい町』『金色の死』『パノラマ島奇談』『ドグラ・マグラ』『孤島の鬼』などの関連文献も読んでみたい。

2012/11/07

感想・レビューをもっと見る