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ゆめつげ (角川文庫)

ゆめつげ (角川文庫)

ゆめつげ (角川文庫)

作家
畠中恵
出版社
KADOKAWA
発売日
2008-04-25
ISBN
9784043888016
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ゆめつげ (角川文庫) / 感想・レビュー

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あつひめ

タイトルがひらがなで「ゆめつげ」しゃばけのようなあったか、ほんわりのドッタバタ的なものをイメージして手にしましたが、思っていた以上に大事件の連続。意外な展開に最初は戸惑いましたが、今度は何が起こるの?ねー、どうなっちゃうの?のノリで読み進めてしまった。移動中に読んでいたのでちょこっとまどろっこしいところに差し掛かると前に戻ってみたり…じっくり読みたかった気もします。夢ね~。夢を見ると目覚めた時にものすごく疲れていることもあるよね。こんなに夢告していたら体がもたないのではと少々気になった。でも、面白かった。

2013/10/31

はらぺこ

表紙の可愛らしいイラストに騙された。表紙と粗筋から珍騒動を期待したが結構シリアスな大騒動。6割か7割は珍騒動が欲しかったなぁ。

2010/07/22

青葉麒麟

何度も《夢告》を繰り返されると若干飽きる。

2011/07/02

tengen

頼りない神官の長男の弓月、しっかり者の弟信行。そんな二人の小さな神社に高名な神社の権宮司がやって来た。弓月の夢告をお願いしたいと。ところが弓月の夢告はとんでもなくトンチンカンで有名なものであった。が…☆彡しゃばけシリーズっぽい軽やかさから始まりほんわか読んでいたらあれよあれよと言う間に濃い話に!新鮮な幕末を楽しませていただきました。畠中さんイイ!

2014/10/09

がらくたどん

素敵な初夢をご覧の方もそれほどでなかった方も「夢のお告げ」ってちょっとドキドキしますね。畠中さんの鉄板シリーズ「しゃばけ」<じゃない方>の明治維新前後の物語。「若様組」とか「妖モダン」とか、結構好き。時は江戸末。イマイチ役に立たない「夢告げ」を売りにする弱小神社の神官兄弟が大店の生き別れ跡継ぎ探しを請け負ううちに、キナ臭い人斬り浪人の暗躍に巻き込まれ・・。開国の商機・倒幕の熱気・御一新勢力が目玉の一つに据える神社の行政機関化の真の目論見。時代のうねりに飲み込まれたのんびり兄ちゃんとしっかり弟の運命や如何?

2023/01/04

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