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塩の街 (角川文庫 あ 48-3)

塩の街 (角川文庫 あ 48-3)

塩の街 (角川文庫 あ 48-3)

作家
有川浩
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2010-01-23
ISBN
9784043898039
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塩の街 (角川文庫 あ 48-3) / 感想・レビュー

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想像していたより恋愛小説だったのと、期待していた以上に面白かった! 私的には、秋庭さんもパイロットで空自だし、もうちょっと陸自的な要素があったら良かったけど(謎の物質調査なら化学科とか…塩害ぐらいじゃ出てこないかな?)、十分だと思います。 秋庭さんに惚れてゆく女子多そうですね。入江が終始胡散臭かったのが気持ち悪かったなあ(笑)

2015/04/22

射手座の天使あきちゃん

一面白の絶望が世界を支配しようとする時、たったひとりの少女を守るため、男の命懸けの衝動が世界を救った!!(あまーい♪) チョットしょっぱいエピソードもあったから甘さひときわですぅ(笑) ノブオ君のルポが涙腺に「トドメ」ですね v(^_^)

2010/02/21

佐々陽太朗(K.Tsubota)

この小説に出てくるカップル「秋庭と真奈」「由美と正」は今風のカップルながら、そのメンタリティーはけっこう古風ですね。『空の中』に出てくる「瞬と佳江」「高巳と光稀」もそうでしたけど。言いたいことを言えない、近づきたいのに近づけない、お互いをかけがえのない存在として大切に思いながら、お互いを思いやりすぎてぎくしゃくする。このイジイジ感がたまりません。それから、脇役で登場する入江慎吾、ナイスキャラです。海堂尊氏の小説に出てくるロジカルモンスター・白鳥圭輔にも似た圧倒的存在感。脇役が光ってるのも良い小説の条件です

2010/02/06

ehirano1

噂に違わぬ面白さでした。ショタの頃に楽しく歌ったグリーングリーンの歌(7番まであるとは知りませんでした)をこんなに当てはめて来るとはねぇ、しかも旧約聖書の一話を使うわ、ダーティー・ハリーの名言“Go ahead, make my day”も出て来るわ、いや~マイリマシタ。コロナ禍という全く以てありがたくない新たな時代(?)のメタなのか?と考え込んでいます。

2020/11/07

れみ

塩害によって人が死に街が塩に埋め尽くされた世界が舞台の、塩害がなかったら出会うことも一緒に暮らすこともなかったはずの真奈と秋庭と、そしてふたりが出会う人々のお話。ファンタジー色の強いものがあまり得意じゃないので読むのを躊躇してましたが…思ったよりも読みやすく初期の作品なのに何の違和感もないくらいに有川浩さんでした。「空の中」と「海の底」も読んでみよう。

2013/08/17

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