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螺鈿迷宮 上 (角川文庫 か 52-1)

螺鈿迷宮 上 (角川文庫 か 52-1)

螺鈿迷宮 上 (角川文庫 か 52-1)

作家
海堂尊
出版社
角川グループパブリッシング
発売日
2008-11-22
ISBN
9784043909018
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螺鈿迷宮 上 (角川文庫 か 52-1) / 感想・レビュー

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KAZOO

この作家さんの作品を読むのは久しぶりです。映画化された作品を見ているので読んでいると、阿部寛の顔が目に浮かんできます。この作品の主人公はどちらかというと若い人で医学生のようですが、医療ミステリーとしてはかなり現場を熟知している人が書かれているせいか非常に興味深い気がしました。終末治療の在り方もかなり面白い観点があります。

2017/04/02

青葉麒麟

遂に《氷姫》が出て来てワクワクした。医療モノでこんなにサクサク読めるのは此の作家だけでは?題名を螺旋と間違える( ̄▽ ̄;)

2011/08/05

とら

海堂さんの本は架空の地方都市である桜宮市を舞台にした「桜宮サーガ」と呼ばれ、少しづつリンクしている。この作品もその一つで、刊行された順番で読むとナイチンゲールとジェネラルルージュの間だったので読むことに。姫宮って聞いたことあるなあと思ったらやっぱり白鳥のあれだったか!バチスタでは描写ほとんど無かったけれどこの作品ではがっつり。結構可愛いのねwあと何か、すみれや巌雄の発言が鼻にかかる。これってただ海堂さんの意見をキャラクターに言わせてるだけ。医療の批判ばかりで上から目線。そこだけが読みにくい!下巻に続く━

2012/11/12

がらは℃

不幸が不幸を呼ぶ天馬と、トラブルがトラブルを呼ぶ姫宮とのやり取りが面白い。相変わらず舌好調の白鳥や猪突猛進の巌雄も登場したからなのか、終末期医療を舞台にした物語とは思えないほど軽快な展開!と思っていたら、最後に謎と伏線と悲しみを搦み取りながら下巻へ。。。

2010/09/29

nobby

再読。初読時の印象は「よく分からず破茶滅茶」。あらためて読んでも、バチスタシリーズ知らなかったら全くついて行けないのではと感じる。“死”という不気味さを漂わせる碧翠院桜宮病院への取材やら行方不明者を探る目的での潜入という導入には惹かれるものの、事は全く進まない(笑)病院雑務を雇用契約結んでこなす末期癌患者達とか、“氷姫”姫宮のドタバタや“皮膚科医”な白鳥の診察模様やら、度を越えてグチャグチャだけの上巻…確かに死に向き合う重要性を問うているが、ちょっと興醒め…

2016/10/15

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