ユニコーンの日(上) 機動戦士ガンダムUC(1) (角川文庫)
ユニコーンの日(上) 機動戦士ガンダムUC(1) (角川文庫) / 感想・レビュー
姉勤
1年っきりのロボットのおもちゃを売るために捏ち上げた、「宇宙世紀」という物語世界は、原作者の手を離れ、約1年のドラマだったものが長大な年表が補完され、荒唐無稽だったテクノロジーは裏付けされて、数十年を経て今や1ジャンルと化した。その原作者の弟子を自認する著者の、ジャンル向け作品の2作目。マニアではない読者のため、兵器が人型である事、わざわざヒトが宇宙を生活圏とするか、などの疑問に、人類史の過去と現在をなぞって、得々と根気強く説く。ありふれた序の序のボーイ・ミーツ・ディスティニィを描くがために。
2015/02/20
ダージリン
福井さん好きなんですが、描写が細かいので躊躇していました(ローレライとか大変だったし・・・感動はその分大きいのですが・・・笑)。アニメで「ユニコーンの日」を見たら猛烈に読みたくなり、読んで良かったです!
2011/03/06
がらは℃
ガンダムとは知らずに購入。。。しかも2冊で完結じゃないとは! しかしながら、ガンダム好きのガンダム好きのためのガンダム好きによる小説という印象。
2010/03/04
赤字
図。逆襲のシャアから三年後宇宙世紀0096。ガンダムファンはもちろん、作中で宇宙世紀の描写がかなりある為、これまでガンダムに触れてこなかった人にも読みやすい作品なのではないのだろうか。アニメを見てから読んだ。アニメとは違う部分もあり飽きなく読めた。オードリーが『ローマの休日』を回想するシーンはニヤニヤした。福井晴敏はガンダムが好きなんだろうな。当たり前か。
2010/11/04
ゲンショウ
甥の家でブルーレイを観てしまい…購入。拝読。さあ、始まります!ファーストからz、zz、f91、v…そして∀に連なる叙事詩の…そして、私の中のガンダムにけりを着ける物語の…!踏襲された世界観の中、どこまでミッシングリンクを繋いで呉れるのか!?一先ず、二巻に進みます。
2012/06/18
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