ユニコーンの日(下) 機動戦士ガンダムUC(2) (角川文庫)
ユニコーンの日(下) 機動戦士ガンダムUC(2) (角川文庫) / 感想・レビュー
ダージリン
あの一年戦争から17年後という設定が絶妙ですね(笑)。ガンダム用語もいっぱいですが、ついて行けてる私・・・昔とった杵柄か?人物造形は福井さんなので、渋いおじさまに期待してしまいます。カーディアスが良かったなあ~再会シーンに涙が。それにしても、ガンダムユニコーンの性能はいきなりすご過ぎませんか?(笑)。
2011/03/07
姉勤
地球圏の統治体制を転覆する力があると語られる「ラプラスの箱」。それをめぐり、今まで水面下で動いていた幾多の勢力が堰を切った様に行動を開始し、なりふり構わぬ軍事行動によって制御を失った「暴」のもと、スペースコロニーと云う宇宙に浮かんだ「日常」という小世界は、徹底的に破壊される。拡大する戦場は、主人公バナージを逐い、運命に導かれ、超絶な力を秘める一角を備えた白亜のマシンを預かる。交わす言葉少なく別離する、父と思しき人物によって。そしてそのマシンは、かつて戦場の悪魔と呼ばれた「ガンダム」の形(なり)に変身した。
2015/02/22
がらは℃
「ジェガンを撃墜しまくったクシャトリヤが、ユニコーンに!」という一冊だったが最後に池田秀一の声にすべてを持ってかれたなあ。
2010/03/10
佐島楓
戦闘シーンに胃がよじれるほど緊張し、再開シーンでは泣きました。本編アニメは見ていないのに、ぬるいいちガンダムファンってだけでこの感情移入度は表現力の勝利でしょう。しかし、二巻目からこんなに入り込んで読んでいて、先が思いやられます。
2011/10/03
いりあ
福井晴敏の"機動戦士ガンダムUC"第2巻。ガンダムUCが起動するまでの話の展開は、過去のガンダムシリーズのパターンを踏襲しているようですね。原作シリーズへのオマージュと言ったところでしょうか。SF設定やモビルスーツ戦に目が行きがちですが、ガンダムシリーズで忘れちゃいけない親子の葛藤もきちんと描かれていて良かったです。カーディアスとバナージの短い時間の邂逅はぐっときました。ガンダムシリーズの主人公って、両親には恵まれませんね。連邦軍に回収されたガンダムUCとバナージ、オードリーの運命はどうなってしまうのか。
2011/04/25
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