そんなはずない (角川文庫 あ 49-1)
そんなはずない (角川文庫 あ 49-1) / 感想・レビュー
あつひめ
人生は、そんなはずない…の連続なのかもしれない。ただ偶然にも?痛い目に遭っていないだけかもしれない。私は一人っ子なので姉妹の感情はよくわからないが、もしも居たとしたら、仲良くできることばかりじゃないかもしれないし。時には嫉妬したり妬んだりしてしまうかもしれない。三十路にもなったら、いろんなことあるし、消してしまいたいことの一つや二つ…いやそれ以上あるかもしれないし。朝倉さんの作品は、登場人物が等身大で小説の中でちゃんと生きてる。だから、モヤっとしたり、応援したくなったり。札幌っていうのも身近だったし。
2016/10/23
なゆ
そんなはずない。人生の中で、何度そう考えるだろう。30歳目前の鳩子は婚約者から逃げられたうえ、直後に勤務先も破綻してしまう。どーすんだと思っていると、鳩子の妹の塔子が登場し、午来という年下の男がいい感じに現れ、姉妹の静かなるバトルが始まる。いやでもしかし、塔子の行動はまるで理解できまいし、鳩子も打算的なのか何なのか元彼に会ったりして、あーもーどっちもめんどくさい姉妹だ!ま、最後はちょっといい感じだったんで、よしとする。姉妹がギスギスしてるそばでお父さんお母さんがぼのぼのと優しくて、そこだけ和んだ。
2020/01/06
坂城 弥生
大きな事件がおこるわけではない何気ない日常の話。
2021/03/24
bibi
婚約者が自分の両親に挨拶に来た翌日、彼の両親に挨拶のはずが、逃げられてしまう!?「えっ、どんな展開に?」と入り口は興味津々だったけど、主人公鳩子にちょっとイラついてしまった💦
2019/10/23
coco夏ko10角
うーん、朝倉かすみさんの未読本と手にしてみたけど、今回はちょっと合わなかったみたい。
2017/05/12
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