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霧の塔の殺人 (角川文庫 お 60-3)

霧の塔の殺人 (角川文庫 お 60-3)

霧の塔の殺人 (角川文庫 お 60-3)

作家
大村友貴美
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2011-09-23
ISBN
9784043944736
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霧の塔の殺人 (角川文庫 お 60-3) / 感想・レビュー

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coco夏ko10角

シリーズ第3弾・最終巻。 今作が一番よかった。一方井記者の語りも。前作でも思ったけど、このシリーズ助手を連れた民俗学者あたりが探偵役になったら運びがよくなりそうな?

2019/08/14

Kouro-hou

「首挽村…」「死墓島…」に続く殺人シリーズ3作目。良くも悪くも火曜サスペンス的で、横溝っぽい地方の社会問題を匂わせつつ、若干観光要素を入れつつ、走っているうちに事件は解決。一定のレベル以上なので安心して読めるシリーズではある。ただ1作目が事件よりマタギ描写が秀逸だったように、主題より他が面白かったりもするんですな。今回も引きこもり青年のやたら長いモノローグとか警察の暴走バカ上司描写に相当力が入っていて、首なし殺人の謎とかわりとどうでも良くなってきます。登場人物が多く、○○が死んだ…誰?と思ったりも。

2014/02/03

MarsAttacks!

霧深い峠の展望台、そこにあるベンチに置かれた男の生首、事件はここから始まります。事件はさらなる被害者を生み、大きな事件に発展していきます。大村友貴美さんの「○○の殺人」シリーズ第三弾!今回はいままでのような横溝作品の匂いは薄めですが、地方に生きる人達の考え、現代日本の雇用などの社会問題を絡めながら、物語を構築しています。少し残念なのは、語られる社会問題の印象が強く、ミステリー要素が弱かった気がしたところ。

2012/03/05

bvbo

シリーズ3作目?今回は記者の一方井が主役。登場人物の鬱屈はすごい伝わるな…前作たちよりかは面白く読めたが、最後は付け足しみたく感じ…。

2020/08/15

mayukochan

峠で胴体のない死体が続いて発見される。連続殺人とは思えず捜査は進んでいくが思わぬ方向に。ミステリーというより田舎の閉鎖的な社会や見栄、若者の就職問題の方にフォーカスされている感じでした。もっとミステリー色を強くしてほしかった。そして若干話がくどいのが残念。藤田刑事は3部作に出ているけど全く存在感なし。こういうシリーズも珍しいのでは?

2023/05/06

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