ちょんまげ、ちょうだい ぽんぽこ　もののけ江戸語り (角川文庫 た 62-1 ぽんぽこもののけ江戸語り)

ひめありす＠灯れ松明の火

一冊前が天野頌子さんの『陰陽屋』シリーズだったので、偶然にも狐と狸のばかし合いになりました。表紙のぽんぽこが妙齢美少女には見えず、童女にしか思えなかったので、ずっとぽんぽこはちっちゃい子どものイメージで読んでいました。人は沢山死ぬし、ちょんまげはばっさばっさ刈られるし、かなりシリアスな展開ですが、会話がのほほんとしているせいかあんまり難しく考えず、楽しく読めました。一番難しかったのは、誰が誰の子孫かを整理しなおすこと。頭の中でこんがらかっちゃって大変でした。たぬべえのお家で焼きおにぎりと卵焼きが食べたい。

2012/06/05

財布にジャック

美貌の剣士の小次郎と、狸が化けた可愛らしい町娘のぽんぽこが大活躍するというゆるふわな設定なのに、なかなかシリアスなストーリーで、そのギャップが楽しかったです。登場人物がまた豪華で、徳川家康、柳生十兵衛、柳生宗冬、由井正雪と歴史上有名な人物を沢山登場させていて歴史ファンだと、ニヤッとさせて貰えます。しかし主人公が狸ですから、完全なる娯楽ものであることに変わりはありません。それにしても、ぽんぽこが玉子焼き好きなので、読んでいて物凄く玉子焼きが食べたくなってきました。

2012/02/09

蛇の婿

ぽんぽこの白痴的、幼児的なセリフ回しが印象的です。…こういうセリフ回しって演劇とか専門的な用語でどう言うのでしょう？…うーん…？…野暮は言いたくないのですが、実のところ、いろいろ違和感を感じてしまってあまり楽しめなかったのが残念です。特に佐助がぽんぽこに惚れるあたりの表現はもう少し詳しく書いてないと、これではあまりにも唐突でしょう…狸娘の話であるのでいろいろ含むところがあって読んでみましたが…続巻はどうしようか、悩むところです…

2013/06/11

hirune

誰にも負けないほど強い剣士なのにいつもいつも食い詰めている腹ペコ浪人の小次郎と半妖の狸のぽんぽこのコンビの江戸話。しかし問題は解決したのかしてないのか、狸に化かされたような結末だよね？弥生様と柳生廉也と善達はどうなったのか、次の巻で明らかになるんだろうか？しかし徳三や虎吉なんかの破落戸は見かけた時に足腰立たぬくらいに痛めつければ少しはおとなしくなるんじゃないかなぁ？お腹が空くだけで無駄なことかしらねぇ。。

2017/03/22

た〜

ちょっと玉子焼きの材料買い出しに行ってくる

2013/01/13