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ひだまりゼリー  (角川文庫 あ 55-1)

ひだまりゼリー  (角川文庫 あ 55-1)

ひだまりゼリー  (角川文庫 あ 55-1)

作家
あさのますみ
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2011-10-25
ISBN
9784043944835
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ひだまりゼリー  (角川文庫 あ 55-1) / 感想・レビュー

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みっちゃん

次男のオススメ本。表紙は丸々とした可愛い赤ちゃんが何故か、キャベツの葉っぱをおつむに乗せて、すやすやと眠っている。筆者の事を私は全然知らないけど、彼女の子供時代は幸せ一杯、という訳ではないみたいだ。それなのに、こんなに優しい言葉を紡げるのは、廻りの人達の存在が、今も彼女を温かく包んでいるからなのだろう。それが彼女の心の中の宝石箱で、きらきら輝いていて、辛い時に、そっと取り出すのだろうな。その大切な言葉を、1つ1つ、手渡されたみたいに感じたよ。

2014/05/31

いりあ

読後感がとても良かったです。自分、家族や自分の周りにいた人たちとの何でもないだけどキラキラした思い出の数々を、シンプルに、直接心の奥に語りかけられてるような文章で書かれてます。思わず笑ってしまう話、思わずほろりとさせられる話、ドキッとする話など、本当に誰にでもあっただろう記憶のカケラ達です。読み終わったら、きっと自分の家族との時間を思い返してしまう、そんな1冊でした。表紙のキャベツを被った赤ちゃんにもちゃんと意味があります。気になる人はぜひ読んでみてください。

2011/11/29

とうふ

読みながら自分の小さい時のことを思い出した。あさのさんの文章を読みながら普段は思い出さない記憶がふっと浮かんでくる。自分が感じた感情や見えた世界を言葉に紡ぎだすその感性がとても好きになる。ひとつひとつのお話しが自分の心のなかに感情の波を立てる。あたたかかったり締め付けられたり。心に響く一冊でした。

2012/12/02

すずめ

「カレンダー」「濁流の泳ぎ方」「祖父との思い出」「ひだまりゼリー」印象的な編です。今まで、ひだまりのような温度のゼリーに、ただふるふると、やわらかく包まれて生きてきた、と。読んだ人をも包み込んでくる繊細な想い。いつも、自分を温かく見守っていてくれる人の存在。幼少期のお婆様との距離感が、セピア色の記憶を呼び覚ます。 表紙の写真も、愛情一杯のキャベツ。

2019/08/18

sakura

小説の作家さんとは少し違った言い回しとか、書き方で読みにくいような気がするけど、、あさのさんの気持ちが沢山詰まってる想いは凄い感じるし、じーんとくる。。あまりに自然すぎて、すーっと涙がでてくる心温まる作品でしたww

2011/12/22

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