KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

もっとヘンな論文

もっとヘンな論文

もっとヘンな論文

作家
サンキュータツオ
出版社
KADOKAWA
発売日
2017-05-29
ISBN
9784044000981
amazonで購入する Kindle版を購入する

もっとヘンな論文 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ウッディ

前作の「ヘンな論文」が面白かったので、続編「もっとヘンな論文」も読んでみた。今回はアマチュア研究家が挑んだ、好きだからこそ書けた論文、言い換えれば、好きじゃなければ書けない論文が多かった。知っていることを、データと理論で追求する論文も面白いが、ただ好きという理由だけで、突っ走った論文があふれてました。個人的には、「かぐや姫のおじいさんは何歳か」が面白かった。

2017/09/22

ミュポトワ@猫mode

図書館本。まさかの続編を読んでしまった。研究って楽しいですよね。願晴って研究してたことを懐かしく思いつつ、また研究したいなぁって思い始めました。ただ、昔やっていた研究はちょっと機材的にも、論文の検索ができない点でも厳しそうなので、文学か民俗学がやりたいと思っていますが、なにぶんバックグラウンドがないからなぁ…ガチ理系の私には、どっから手をつけたらいいのかわからん…近くに大学もないので、論文検索もできないしねぇ…巷の野良研究者ってどうやって研究してるんですかね?知っている人がいたら教えて欲しいです。

2019/04/24

とろこ

面白かった。タイトルこそ「もっとヘンな論文」だが、掲載されている論文は、正に、「間に学ぶ」=「学問」である。凡人が「当たり前」と捉えている様々な事柄に疑問や好奇心を抱いて、地道に突き詰めていく。マニアック過ぎて、所々「ププッ」と笑いながらツッコミを入れてしまったが、私は、こうした論文を書く人々が好きだ。果てしない「知」への要求。「何の役にも立たない」などということは、きっとない。何百年かの後、アマチュア研究者が考察して文字に残した論文は、同じ疑問を抱いた誰かに、考察する材料と勇気を与えると信じたい。

2017/07/22

NADIA

「絶対面白いだろう、面白くないわけがない」と期待をして借り出した。自分の中で上がったハードルをクリアする作品はそうそうないが、いやもう期待以上に楽しかった。ヘンな論文はまずテーマが重要だが、そのヘンなテーマに全力で向き合う著者の方々の姿勢が素晴らしい。この人たちはどんな仕事でも素晴らしい出来栄えでやり遂げるに違いない。どのテーマも興味深いが、卒論として女子大生が書き上げた『プロ野球選手と結婚する方法』と、在野の船好き(船ヲタ)の男性の夏目漱石の移動を考証した『「坊ちゃん」と瀬戸内航路』が特に味わい深い。

2020/12/24

☆よいこ

インテリ芸人がヘンな論文にツッコミを入れながら語る[1.プロ野球選手と結婚する方法]女子アナ以外で[2.「追いかけてくるもの」研究]都市伝説系[3.徹底調査!縄文時代の栗のサイズ]大きいものもあれば小さいものもあるさ[4.かぐや姫のおじいさんは何歳か]古文を読み解く[番外編Ⅰ:お色気論文大集合]男女の下着の嗜好性と印象の評価/デート中の性行動の期待と正当性についての男女の認知差[5.大人が本気でカブトムシ観察]起き上がる[6.競艇場のユルさについて]ノスタルジック[7.前世の記憶をもつ子ども]報告レポぽい

2022/05/07

感想・レビューをもっと見る