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千夜千冊エディション デザイン知 (角川ソフィア文庫)

千夜千冊エディション デザイン知 (角川ソフィア文庫)

千夜千冊エディション デザイン知 (角川ソフィア文庫)

作家
松岡正剛
出版社
KADOKAWA
発売日
2018-05-25
ISBN
9784044003548
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千夜千冊エディション デザイン知 (角川ソフィア文庫) / 感想・レビュー

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KAZOO

この本のもととなっている松岡さんのホームページをかなり愛読しているので、本になったらどのような印象になるのかということで読んでみることにしました。ハッキリ言って初めて読まれる方はかなり戸惑うのではないでしょうか?松岡さんのその本を書かれた著者に対する考え方をあるいはご自分の思想を書かれているのだと思いました。一般向けではなくかなりマニアックな方向けであると思われます。私はホームページで読む方がわかりやすいと感じました。

2018/07/30

非日常口

フルッサーを冒頭に持ってきているのに現メディアへの不満を感じるw 市場に文様が粗雑に取り込まれ消費される現在、デザインの形骸化へ危惧を感じる。象徴は圧縮された情報だったが、今や圧縮されずに喧伝されるだけで内容は水増し程度だ。視点とツールを変え、推敲する事がないまま消費される。セイゴウさん曰く「一度はレオナルドの『手記』は手にとってみたほうがいい。おそらく、諸君に名状しがたい自信をもたらすだろうからである。」デザインの自信がない人へのメッセージは表紙から伺える。カタにチが通うと「かたち誕生」なのだ。

2018/06/11

阿部義彦

編集工学研究所、所長の松岡正剛さんの千夜千冊エディションの二冊目は題して「デザイン知」森羅万象のデザイン、大工、陶芸、車椅子から建築、商業デザイン、はたまたファッション、音楽にまで美術に興味のある自分にとっては本当に刺激的でした。中でも最近漫画家の五十嵐大介さんが「デザインズ」で取り扱っている環世界と言う概念を最初に提案した、フォン・ユクスキュルの「抜き型」と言う言葉と発想の転換には我が意を得ました。そして、後半では日本のデザインで大きな役割を果たした人の書いた本がでて来ますが、杉浦康平と川崎和男が出色。

2018/06/23

karutaroton

千夜千冊シリーズは定期的に読みたくなって、読んだ後はいつも何らかの階段を上って、人間として成長できた気になります。ゲシュタルト、アフォーダンスといった概念。レンブラントと和紙の関係。平田雅哉(大工の棟梁)、原弘(牛乳石鹸)、堀内誠一(アンアン)、石岡瑛子(ビョークのMV)、山中俊治(suica改札機)、、、「デザイン知」って、題名もいいですね。

2019/09/07

羊山羊

全くついていけないシリーズ第二弾。ブックガイドというか、松岡氏自身のエッセイにも見えるような感じ。相変わらずの縦横無尽ぶりが光るが川崎氏とかのエピソードが気になった。調べて読むべし。

2018/10/26

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