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初歩から学ぶ生物学 (角川ソフィア文庫)

初歩から学ぶ生物学 (角川ソフィア文庫)

初歩から学ぶ生物学 (角川ソフィア文庫)

作家
池田清彦
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-03-23
ISBN
9784044003982
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初歩から学ぶ生物学 (角川ソフィア文庫) / 感想・レビュー

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まーくん

”生きているってどんなこと?”、”心はどこにあるの?”、”人はなぜ死ぬの?”・・。「初歩から」という意味がとても”深い”。易しく議論を進めながらも、生命に関する非常に根源的な疑問について考える。進化についても、”形態の変化は全て突然変異と自然選択で、徐々に環境に適応していった結果”とするより、むしろ、適応以前に形ができてしまって、その形に適応した生息場所を探したと考えた方がいいのではと。祖先がカバの仲間の陸棲生物であった(!)クジラが海に入った例も挙げ説明。考えさせられることが多くありました。

2019/06/15

こなな

題名の通り、生きているってどんなこと?から始まる。目次から入るとわくわくする。ある意味不死身なクマムシについても興味深く記してある。私は、カナダアカガエルについて思い出した。冬に凍結されてそして春になり12時間かけて血は再び流れ始め心臓が鼓動を始める。甦るのだ。心臓は細胞分裂しないので癌にならないとか(特別な筋肉でできているから。)mRNAについても記してある。この本は2019に修正されているものである。今、真っ最中のトピックでもあるコロナワクチンに封じ込められているものである。iPS細胞のこととか・・

2021/04/11

tsu55

そもそも生きているってどんなことなのか? 心はどこにあるのか? ヒトはなぜ死ぬのか? なぜ性はあるのか? 素朴な疑問に答えながら、生物学の基礎を体系的に教えてくれる。 何十年前かに学校で習った生物学とは考え方が違っている部分もあり、 目からウロコの読書体験を味わった。

2021/02/09

アルカリオン

(電子書籍p112/237)「クビアカモモブトホソカミキリ」というカミキリムシは、奈良や岡山の山に生息しているが、単為生殖をしておりメスしかいない。このカミキリムシは西表島にもいるのだが、そこではオスもいて有性生殖をしている。つまり、有性生殖と無性生殖は、同じ種の中で切り替えができるようなのだ。同様のことはフナの個体群についても言える。こうしてみると有性生殖と無性生殖は種ごとに固定されているわけではなく、その切り替えは割合自由なのかもしれない。

2022/02/20

ロデタ

図書館本。第一章から第三章までは面白い。最後の第四章は生物学というよりも医学。タイトルに初歩から学ぶとあるが簡単な内容ではない。それなりに難しい内容だった。

2022/08/29

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