千夜千冊エディション 神と理性 西の世界観I (角川ソフィア文庫)
千夜千冊エディション 神と理性 西の世界観I (角川ソフィア文庫) / 感想・レビュー
KAZOO
松岡さんの文庫によるこのシリーズも11冊目となりました。まだまだ続くような感じです。今回は西洋世界に関する思想などを中心とした本が採り上げられています。プラトンによる「国家」から始まり、バークの「崇高と美の観念の起源」まで30数冊です。いくつか読んだものがあるのですが、とても松岡さんの読書量とその読まれた本のレベルの高さには追いつけないのでこのような本でそのエッセンスを楽しめるのは有り難い限りです。
2019/09/03
ばんだねいっぺい
もう一度、大学で学べたら、腰を据えて哲学やりたいなぁという欲を駆り立てられた。プラトンってチョコプラまたいな体型だったのかな?モンテーニュのエセーだけは、がんばって、読んでみるかぁ。楽しいかなー、心配だ。
2020/06/28
karutaroton
ようやく読みきれた。バレンタインデーに。笑 そうでなくても難しい千夜千冊の、西洋哲学に関する書評をまとめたもの。レスラーだったプラトン、自慰にふけったアウグスティヌス、ゴシックの語源ゴート人らしさ、マニアックな語源マニエリスム、等々… 崇高が恐怖と紙一重、とか、うーん、分かったような分からんような。でも、何ヶ月か経つとまた読みたくなります、千夜千冊。
2020/02/14
岩間 宗達
読了。ヨーロッパの思想史を誕生から18世紀頃まで取り扱った内容。今回特に印象的だったのは松岡氏のライプニッツ愛(?)である。通常よりもかなりの紙幅を割き取り上げている。私も挑戦してみたいがいつになることやら。
2023/12/27
森江 蘭
今回のテーマは西洋哲学史の前半。いかにしてヨーロッパは特有の思想を育んできたか。キリスト教、理性が形作るヨーロッパ。プラトンのギリシア哲学に胚胎したヨーロッパは、アウグスティヌスを経てキリスト教に出会い、ライプニッツによって理性に目覚める。ルソーの思想の胡散臭から流れ出すヨーロッパの傲慢さ。思想の奔流を探る、苛斂で可憐なブックガイド。
2021/02/17
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