古事記の神々 付古事記神名辞典 (角川ソフィア文庫)
古事記の神々 付古事記神名辞典 (角川ソフィア文庫) / 感想・レビュー
やいっち
内容案内(古事記には「なぜ出雲神話は詳細に書かれたのか? なぜヤマトタケルは悲劇の英雄なのか? 古事記には「滅びゆく者を見守る」思いがある。そこに記された敗者たちの記録とは。」)にもあるように、「古事記」の「日本書紀」との大きな違いは、出雲神話が詳細に書かれていること(逆に言うと、日本書記からは出雲神話は削除された)。
2022/12/31
やいっち
仕事の合間に楽しみとして読んできたのだが、内容の濃さからして自宅で読むべきだったと反省。
2020/09/21
サケ太
古事記と日本書紀の違い。古事記で描かれる神々、そして敗北者。眉輪王と葛城氏の話は興味深く読んだ。出雲神話についてや、オオナムチなど。神々のことを詳しく知らなかったし、巻末の神の一覧は多さにびっくりした。改めて日本神話は面白い。
2024/10/11
とし
やっぱり神話の蘊蓄は好き♪ ま、こちらに反論する程の知識がないから…へーそうなんですね〜と鵜呑みにするだけですがw 人それぞれ色んな読み解き方があって面白いです。
Juichi Oda
わが家の近くには沢山の神様がいらっしゃる。土着の神様をはじめ、土地柄から諏訪の神様の系譜につながる神様も多く、そんな神様のことを改めて知りたいと、この本に手を伸ばしたんですが、驚きがいっぱい。何より「記紀」と一括りに語られる古事記と日本書紀ですが、出雲神話は古事記にしか書かれていません!そんな基本的なことすら私は知りませんでした。また諏訪の神さまタケミナカタのこと、アマテラスの二面性、海幸彦・山幸彦のこと、びっくりだらけです。ただ筆者は、そんなことより〝語り体〟としての古事記の魅力を伝えたいみたいです。
2021/12/08
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