古代への情熱 (角川ソフィア文庫)
古代への情熱 (角川ソフィア文庫) / 感想・レビュー
バジンガ
シュリーマンの生き様に興味を持ち、その苦学、失恋、難破といった困難を乗り越えて財を成すまでの道のりを知るために読みました。しかし、彼の自伝ではないため、シュリーマンがどのような思考を持ち、どのように行動したのかについての深い洞察が得られませでした。その点で言えば、アメリカのフランクリンの自伝が私にはより魅力的です。フランクリンの自伝は、彼の個人的な考えや行動に焦点を当て、その生涯を通じて彼がどのように自己実現を遂げたかが生き生きと描かれています。
2024/05/12
二木康全
ドイツの考古学者シュリーマンの伝記。幼い頃、トロヤ戦争の物語を絵本で読み、「いつかトロヤを発掘する」と志した少年は、やがて数か国語を身に付け、事業を起こして資金も調達。そして、トロヤの遺跡と財宝を発掘し、考古学界に衝撃を与える。読むことで、シュリーマンの人生に憧れると同時に、目標に向かってひたむきに生きていきたいという情熱があふれ出てくる本だと思います。
2024/03/15
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