千夜千冊エディション 昭和の作家力 (角川ソフィア文庫)
千夜千冊エディション 昭和の作家力 (角川ソフィア文庫) / 感想・レビュー
Gokkey
空前の(極私的)昭和ブームである。昭和に産まれ、生意気盛りの頃に小渕さんの平成の二文字を眺め、大自然の脅威に晒されつつ通り一篇のライフイベントを経験した。それも束の間、世は令和となり、落ち着きが見えだしたパンデミックとは対照的に大国による戦争は落とし処が見えない。鉄道の爆破だ誰の仕業だというような日々の報道に触れ、戦争慣れする自身に違和感を覚えつつ、どこかの国でも過去に流布した(らしい)プロパガンダに類する匂いを感じる。昭和を形成したものは何か?その何かを感じたく、セイゴオ氏にお手伝い願った次第。
2023/05/13
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