シリーズ江戸学 江戸三百年を読む 下 傑作時代小説 幕末風雲編 (角川ソフィア文庫 I 11-8 シリーズ江戸学)
シリーズ江戸学 江戸三百年を読む 下 傑作時代小説 幕末風雲編 (角川ソフィア文庫 I 11-8 シリーズ江戸学)
- 作家
- 出版社
- 角川学芸出版
- 発売日
- 2009-09-25
- ISBN
- 9784044094072
シリーズ江戸学 江戸三百年を読む 下 傑作時代小説 幕末風雲編 (角川ソフィア文庫 I 11-8 シリーズ江戸学) / 感想・レビュー
金糸雀
江戸のこうき。幕末、やぶれしものたち。まけたが腐らずにねをはる。生きただけ、信じただけ。
2019/10/13
雨巫女
「青梅」がよかったです。山口県と縁があるものとしては。(龍=008/3)
2010/01/31
cybertiger
下巻の舞台は、吉宗の時代から幕末。8つの短編から成る。「殺された天一坊」は、いわば裏読み大岡政談、「虎徹」は『新撰組血風録』に収められていたもの。「龍馬殺し」は辛口の龍馬論、龍馬ファンは納得出来ないかも、”船中八策”虚構説を知らないと見逃しそうな記述がある。初心者向けではない。「青梅」は、望東尼との心の触れ合いを中心に高杉晋作の後半生とその死を描く。晋作を取り巻く女性たちの心理に焦点が当たっている。晋作の葬儀で沿道の町人や農民が飛び込みで加わったため参列者が千人にも上ったというシーンには感動させられた。
2022/06/15
感想・レビューをもっと見る