機動戦士ガンダムZZ(ダブル・ゼータ)〈第2部 ニュータイプ〉 (角川文庫―スニーカー文庫)
機動戦士ガンダムZZ(ダブル・ゼータ)〈第2部 ニュータイプ〉 (角川文庫―スニーカー文庫) / 感想・レビュー
Y2K☮
秋元康が作詞した前期OP「アニメじゃない」が有名なZZ。己の中の嫌な部分を互いに見出すプルとプルツーの戦い、そして未来ある若者を無為に死なせる大人のエゴ。グレミーもその被害者。終盤ハマーンに反旗を翻すが、これは元々シャアの役目だった。だが映画「逆襲のシャア」制作が決まってストーリー変更。貧乏貴族の坊やとして平凡に生きる筈がザビ家の庶子&制作側の都合という大人の事情×2で主役級に担ぎ出され、命を散らせる。未熟なりに潜在能力を発揮し、使命を十分に全うした。褒めてあげたい。この複雑な読後感・・・ラノベじゃない。
2016/07/11
赤い熊熊
シュツルム・ディアスにアムロが乗ってるのはこのノベライズだけ。30年ぶりぐらいの再読です。えらい慌ただしく終わった記憶があるのですが、それなりにまとまっていて、むしろ冗長じゃなくていいぐらい。マシュマーの最期をロンメル隊の最期に合わせ、ヤザンの退場まで合わせてしまう手際の良さ。ノベライズではハマーンは行方不明、キャラとゴットンは駆け落ちして退場というあたりもアニメと違うところ。それはそれで面白い。ゼータ以来、たくさん人が死んでるので、ノベライズで若干死者が減ったのは良い。富野さんは殺しすぎ。
2017/05/25
Toshy
かなり読むのが苦痛なガンダムでした。作者も面倒になったかな?(笑)アニメ版も尻切れで終わった記憶があるのですが。。なかなか思い出せないということは印象に残ってないんでしょうね。。一応、F91までの宇宙世紀シリーズはすべて読破したので、自分的には満足です。
2014/11/04
夜行
ジュドー達が戦う理由、それから新型MSや新型戦艦を任させれる理由付けが弱いため、なんだかイライラしてきて途中で挫けそうになりました。ただ、福井晴敏がプルやミネバ影武者などのZZガンダムに出てきた要素をガンダムUCで使っているため、このあとの逆襲のシャア、ガンダムUCに繋げる物語として、外せなくなっているのも事実。つまらなくはないけど、他のシリーズに比べるとやはりイマイチ。映像だとどうなのかな。アニメ版を見たくなりました。
2014/02/15
佐島楓
プルとプルツーの直接的な交流がなかったのが残念。こんな話だったろうか、と必死で記憶をたどっていたがなにか違うような・・・。
2012/02/07
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