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うたかたの楽園 (角川スニーカー文庫 20-2 センチメンタル・センシティヴ・シリーズ)

うたかたの楽園 (角川スニーカー文庫 20-2 センチメンタル・センシティヴ・シリーズ)

うたかたの楽園 (角川スニーカー文庫 20-2 センチメンタル・センシティヴ・シリーズ)

作家
菅浩江
大野 安之
出版社
KADOKAWA
発売日
1991-01-01
ISBN
9784044120023
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うたかたの楽園 (角川スニーカー文庫 20-2 センチメンタル・センシティヴ・シリーズ) / 感想・レビュー

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寒上ぺそぎん

一般人よりほんの少し繊細(センシティヴ)にできているだけの、それ故に能力者(センシティヴ)として在る17歳の女の子ナツノの物語。前作同様さらりと書いてあるが、この作品の背景として描かれている、能力者(センシティヴ)への一般人のエゴ丸出しの対し方がひどくリアルに感じられる。それを踏まえた上で、最強クラスの能力をアクシデントで失ってもなお、マックスを守ろうとするナツノの姿にホロリとくる。どれだけ頑張ろうとも評価一つされるわけでもない、オトナというものに自分がなってしまったからこそ。

2012/01/01

寒上ぺそぎん

★★★★★[5/5]

2011/07/13

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