だって、買っちゃったんだもん (角川文庫 な 34-4)
だって、買っちゃったんだもん (角川文庫 な 34-4) / 感想・レビュー
けぴ
バブルが弾けたあとの1997年から1999年。そんな世の中で買い物依存生活を送る中村うさぎさんのエッセイ。シャネルやヴァレンチノなどブランド物購入で何百万も消費。その後はホスト遊びで散財。痛快なエッセイでした。
2020/12/20
青蓮
引き続き中村うさぎさんの本を。本当に、この人のエッセイは面白い。窮地に立たされてるのにあっけらかんとしているのが天晴れ。お金の使い方が常軌を逸しているのは病気のせいとはいえ、凄すぎる。傘を買いに行ったのに全然関係ない物を買って数百万円とか考えられない。それだけ彼女のなかに満たされない物があるんだろうな。私も連続殺人犯などに興味津々な輩でございます。不謹慎&悪趣味だと解ってるけど、どうしても惹き付けられてしまう。そう言う所にも中村さんにシンパを感じてしまいます。
2014/07/02
ぴよっ子@読書停滞中
【再読】買い物編はやっぱりおもしろいです。破天荒すぎて。人工精霊を購入して税務署を撃退しようと試みる辺りは抱腹!
2011/09/19
がるっち
手放す前に読んだ。前作の「だって欲しいんだもん!」よりも読み物的に面白くなってた。これはこれであり。
2010/07/02
フユコ
頑張ってる自分にご褒美、と買い物するとヤバイといううさぎさんが「自由意思を持つ人間として生まれて来た以上、頑張るのも頑張らないのも、すべて本人次第である。べつに頑張らなくたって、人は生きていけるしな。だが、頑張るわ!と自分で決めた以上は、頑張って当たり前なのであって、特に自分に褒美をやるほどのことじゃないのよ。頑張るの、やめたくなったら、いつでもやめていいんだもんね」という言葉を載せていてちょっといいな、と思った。簡単にやめられる状況じゃないことは沢山あるだろうけど、なにかのせいにして頑張るのはよくないか
2014/11/16
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