妖魔夜行 戦慄のミレニアム(下) シェアード・ワールド・ノベルス (角川スニーカー文庫 52-16 シェアード・ワールド・ノベルズ)
妖魔夜行 戦慄のミレニアム(下) シェアード・ワールド・ノベルス (角川スニーカー文庫 52-16 シェアード・ワールド・ノベルズ)
- 作家
- 出版社
- KADOKAWA
- 発売日
- 2000-05-27
- ISBN
- 9784044152161
妖魔夜行 戦慄のミレニアム(下) シェアード・ワールド・ノベルス (角川スニーカー文庫 52-16 シェアード・ワールド・ノベルズ) / 感想・レビュー
あにこみつとくん
シリーズ16冊目、最終巻。『戦慄のミレニアム 下』。"敵"の襲撃により拠点となる隠れ里を失った《うさぎの穴》メンバーは、アメリカに渡り最終決戦に挑む。彼らは多くの仲間を喪いながらもついに"敵"の本拠地である隠れ里に突入、最後の死闘が始まる。カギを握るのは人間でありながら妖怪の力が使える「夢魔使い」摩耶と「ガンチェリー」アリッサ、二人は地球を救えるか?
2013/07/22
臓物ちゃん
「ヨハネの黙示録では竜は敗れてヤハウェ軍が勝利するバッドエンドだけれど、僕はいつかこれのグッドエンドバージョンを書いてみたいですね」(by架神恭介)遅かったな!それはもう既に山本弘が書いている!著者の持つトンデモ知識を惜しみなくぶち込んで描かれるマジのハルマゲドン。シリーズ最終話なのに続々新キャラを投入するという熱い展開に読者はただ呑まれるしかない。そして驚くべきは、神亡き世界で如何に希望と未来を見いだすかを著者がこの時点で明確に提示しているということ。まさに伝奇版『神は沈黙せず』とも言うべき傑作。
2015/06/06
こわっぱ
妖魔夜行の最終巻。 この作品のラストはこれしかないという感じの終わり方。満足。 ただ願わくばうさぎの穴の面々をもっと出してほしかったなぁ。最終決戦なんだし。
2018/02/21
ふくいち
下巻は上巻以上のハチャメチャぶりで,何が何だかわからずに話が進んだ感じ。キリスト教というかユダヤ教の唯一“神”がラスボスで,世界各地各国の神がそれに挑む構図は,キリスト教世界の人達が読んだらどう思うのだろう。(最近のは知らないが)初期の頃の女神転生というゲームを思い出した。いくら何でも他の神々が弱すぎ。うさぎの穴は上巻でほぼ壊滅し,残存メンバーのみの参戦が残念。世界が滅ぶかどうかの戦いなのに,抵抗勢力が全員日本人とか,舞台が日本だけというのはおかしいのはわかるけど。
2017/01/10
pochi
2000年 6月4日
感想・レビューをもっと見る