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百鬼夜翔水色の髪のチャイカ (角川スニーカー文庫 52-21 シェアード・ワールド・ノベルズ)

百鬼夜翔水色の髪のチャイカ (角川スニーカー文庫 52-21 シェアード・ワールド・ノベルズ)

百鬼夜翔水色の髪のチャイカ (角川スニーカー文庫 52-21 シェアード・ワールド・ノベルズ)

作家
秋口 ぎぐる
山本弘
高井 信
あるまじろう
出版社
KADOKAWA
発売日
2001-12-01
ISBN
9784044152222
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百鬼夜翔水色の髪のチャイカ (角川スニーカー文庫 52-21 シェアード・ワールド・ノベルズ) / 感想・レビュー

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マコト

屍の夜は、まさしくこういう短い話で終わるゾンビものが読みたかったという話でした。盗まれた町もタイトルから予想する展開とは別の展開にという意外なところが良かったです。(でも、タイトルから想像できる通りの話も読みたいですね)そしてタイトルのチャイカ。こういう横文字がやたらいっぱい並んでるSFっぽいのすごくいいです。小説の中でくらい、派手にいろんなものが飛び出してくる話のほうが面白いです。

2017/01/28

kitten

図書館本。詩羽のいる街から逆行。 といっても、この物語に出てくる「坂城四十万」は、詩羽で出てくるのとは 完全に別人物だけど。(チャイカは同じかも。) 高校生の頃、妖魔夜行のシリーズをよく読んでいたのを思い出した。 百鬼になってからは追いかけてなかったけど。 1冊読み通すと、あの頃の感覚が戻ってくるような。w でも、改めて色々読みたいとも思わないかな。 評価:星2

2016/07/06

KUAD

「水色の髪のチャイカ」は正にSFバトル・アニメの味付けだけど、人形であるチャイカの苦悩がリアルでよかった。「屍の夜」もゾンビ・ネタの二番煎じながら両親を思う玲子の気持ちがそれなりに深く書けていた。問題は「盗まれた町」。何これ? ピンポーンとインターホンが鳴っちゃダメでしょう。いくらコメディと言っても、語り自体は真面目な展開なのだから。あまりにも通俗的な言語感覚で感性の煌めきがない。あと会話で「ふう…」や「はあ…」と溜め息つくのもやりきれない。妖怪を発見するのも偶然すぎる。人物の苦悩が浅すぎてまるでダメだ。

2012/02/19

高島津諦

八年ぶりくらいに再読。表題作の水色の髪のチャイカ、初めて読んだ時も結構好きだった記憶はあるけど、こんな面白かったっけか。ドールオタクっぽさとか、SFバトル漫画オタクっぽさが濃いんだけど、その濃い味付けが短編ではちょうどいい。アニメのよくできたダイジェストを見たような気分でとても楽しかった。屍の夜は、死体の気持ち悪さとヒロイン玲子の想いの切なさが肝だと思うんだけど、どっちもあんまり心動かされなかった。盗まれた町は、ホラーっぽく始めてギャグっぽく落とすという、箸休め的な作品な気はするけど、印象薄いなー。

2011/01/02

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