トリニティ・ブラッドReborn on the Mars: 嘆きの星 (角川スニーカー文庫 84-3)
トリニティ・ブラッドReborn on the Mars: 嘆きの星 (角川スニーカー文庫 84-3)
- 作家
- 出版社
- KADOKAWA
- 発売日
- 2001-02-28
- ISBN
- 9784044184032
トリニティ・ブラッドReborn on the Mars: 嘆きの星 (角川スニーカー文庫 84-3) / 感想・レビュー
ヴェルナーの日記
才能ある作家が早世してしまったことは、とても残念だ。本作は独自の世界観を十分に発揮し、細部にわたって設定が確立していて、クオリティーが高い作品であるだけに未完であることが、非常に残念の一言に尽きる。
2015/08/01
藤月はな(灯れ松明の火)
(RAM,ROM、神学大全、九条キヨさんによるコミカライズでの全体の内容に触れますので未読の方はご注意ください)今年、一番、嵌り、最早、絶版となっていることから早く、出会いたかったと後悔した、作者の逝去で未完となってしまったシリーズ。今まで図書館にないけど諦めきれなかった所、遠方の図書館から取り寄せて戴きました。核や細菌兵器によって地球のほとんどが生存不可能となり、高度科学技術を有し、吸血鬼の特色を持った長生種(メトセトラ)と中世時代まで文明が退化した人類の短生種(テラン)が争う、約1000年後の未来。
2013/09/15
いえっさ
中学生のときに読んでいた大好きなシリーズです。主人公の神父がめちゃくちゃ強い吸血鬼で、吸血鬼を喰らう吸血鬼。人間の味方であり、とても心優しい神父というところに惚れて読んでいました。少女エステルとのやりとりも大好きです。作者さまが亡くなられて未完となってしまったのが惜しいです。
2015/06/10
ノリピー大尉
大災厄による文明滅亡から1000年。人類は旧来の種族と、変異によって生まれた異種知性体バンパイアによって二分されていた。人類を主導する教皇庁とバンパイアが支配する帝国の存亡をかけた戦い。「自分の力が及ばなかったことで、自分を責めるのはおやめなさい」(157ページ) 未完の大作。著者の急逝が惜しまれる。
2016/06/11
せいや
★★★★☆ 永遠に未完と分かっていて読み始めてしまった。期待以上に面白くて切なかった。作者がこの作品をどう終わらせるつもりだったのか、気になる……。
2009/03/06
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