トリニティ・ブラッドReborn on the Mars 2 (角川スニーカー文庫 84-4)
トリニティ・ブラッドReborn on the Mars 2 (角川スニーカー文庫 84-4) / 感想・レビュー
ヴェルナーの日記
ROMシリーズの第2弾。アベル君の過去が、少なからず判明しましたね。それしても、イオン・フォルトゥナ・メンフィス伯は、長生族(メトセラ)・吸血鬼のわりに弱すぎです。というか、周りの人々が強すぎなのか? ラドゥ・バルフォン・ルクソール男爵の能力は凄い。自分の血液を燃焼させることが出来るとは! でも、血液中の成分は、普通、汗にも含まれているような気がするけど、だとすれば、発刊作用で体に汗が滲みでると、空気に触れて燃え上がらないのだろうか?まさしく人間(彼は吸血鬼だが)発火現象が発生しないのかな?
2015/12/04
藤月はな(灯れ松明の火)
以前から興味があったシリーズで意を決して読んでみたら「何で早く、読まなかったんだー!」と後悔しました。文明が滅び、短生種(人間)と長生種(ウィルスによる吸血鬼)による闘争が続く世界。バチカンの権威を復活させつつも長生種と暗黙裡に手を組もうとするカテリーナや長生種にロボトミー手術を施し、操る悪魔のようなディートリッヒの思惑も気になります。無茶苦茶な戦闘狂だけど騎士道を貫き、ツンデレな反応を見せる異端審問官のペテロと脳以外は機械化しており、合理的判断を最優先するが人の思いも汲み取れるトレスが好きです^^
2013/03/29
ノリピー大尉
異種知性体バンパイアが支配する帝国と、人類を統率する教皇庁。帝国皇帝は人類との全面戦争を回避するため、教皇庁に勅使を送った。秘密裡に勅使を迎える枢機卿の前に、開戦を望む勢力の魔手が伸びる。「どんなにいがみあった社会でも、お金の流れはまた別もの」(78ページ) ナイトロードの間が抜けたトークとトレスの無機質さがいい味だしてる!
2016/06/14
カザリ
おもしろかった~!1巻よりだんぜんキャラクタ-に感情移入できる。今回は、おとぼけアベルの痛みに泣いた。なんか、わかるなあという感じ。エステルも、ちょっとキャラクター弱い感じだけど、ラストも感動した。二人が幸せになれるといいなあ、と思ってしまった。3巻もすぐよみたい。この物語のいいところは、後半で敵と共闘するところかな。あと、中盤で内部もめするのも面白い。学ぶところ、いっぱいの、フルメタの次に好きな作品になりそうで、ウキウキ!
2012/11/11
よねはら
ブラザー・ペテロみたいなキャラが大好きです。ええそれはもう。彼の描写が輝いて見えます。吉田さんもノリノリで書いてたらいいなあ。この話を読むと、火星編の顛末が知りたかったとつくづく思います。アベルを現在のアベルたらしめたのは何だったんでしょうね。【再読】
2012/08/25
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