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サブカルチャー反戦論 (角川文庫 お 39-9)

サブカルチャー反戦論 (角川文庫 お 39-9)

サブカルチャー反戦論 (角川文庫 お 39-9)

作家
大塚英志
出版社
KADOKAWA
発売日
2003-08-01
ISBN
9784044191177
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サブカルチャー反戦論 (角川文庫 お 39-9) / 感想・レビュー

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ヤギ郎

戦後民主主義者である大塚英志によるエッセイ集。9・11やイラク戦争当時の言論を書き表していることに、一定の資料性があると思う。大塚が原作をつとめたコミック『多重人格探偵サイコ』についての記述もある。文学者(大塚は編集者であるけれども)がどのようにして「政治」を語るかが考察されている。大塚は「政治(politics)」を語るというよりも「政治的(political)」を語っているのではないだろうか。

2019/09/03

AoiHinata

最後の「殺しちゃいけない」と「君は誰から君を守るのか」が特に興味深かったです。自分の考え・立ち位置を言葉にして表明すること。

2008/10/21

辰砂(しんしゃ)

何を捉え、どう表現していくか。本の趣旨はこうではないけど、全体を通してそんな主張を感じた。 私は文学者ではないけれど、考えを述べるネットもあれば知人もいる。大きな流れに気づかず流されてはいけない、間違いを恐れて沈黙してはいけない。 では私ができることは何だろう。 とても面白くて読みやすかったが、自分の考えをまとめるにはもう一度読む必要があると思った。

2015/06/10

ヘンリー八世が馬上試合で死んだことは内緒

ハリウッド映画の展開と戦争がはじまる展開の類似性/記号的キャラに対する血肉を持ったキャラをスニーカー文庫でどう創りあげるか/メディアにおいてのことばの供給において反戦言説が不利であること

2014/07/12

大塚英志は惰性化した保守への逆張りとして左を選択しているのかな。自らの立位置を明確にして論じる姿勢には誠実さを感じる。

2014/03/23

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