機動戦士ガンダム外伝コロニーの落ちた地で 上 (角川スニーカー文庫 111-1)
機動戦士ガンダム外伝コロニーの落ちた地で 上 (角川スニーカー文庫 111-1) / 感想・レビュー
亮人
一年戦争の緒戦・一週間戦争におけるジオン公国のコロニー落とし「ブリティッシュ作戦」によって、シドニー消滅など多大な被害を受けた豪州を舞台にした一年戦争戦記物。原典は同題で通称『コロ落ち』のドリキャスのゲーム、なついwジオン勢力下の豪州大陸を連邦軍が奪還していくという大筋を元に、特殊遊撃MS小隊「ホワイトディンゴ」にクローズアップしていくストーリイ。SF作家&架空戦記の林譲治の筆だけあって、MS戦より戦記物の手触りで面白い!大まかだけでストーリイの細部は知らないので、ジオンの秘密兵器など謎も楽しみ。下巻へ。
2014/08/02
ドウ
荒野の迅雷やホワイトディンゴ隊といった、ゲーム等で頻出も元ネタを理解していなかったので読んでみた。副題通り、オーストラリア大陸における連邦軍の反攻作戦の時期を、連邦・ジオン双方の部隊の視点から描く。架空戦記ものを著している作者らしく、戦闘時の隊列や情報戦・兵站の意義が説明されながら物語が進んでいくのが、富野由悠季による原作ノベライズとは毛色が違って面白い。戦闘展開の説明が主で人物描写やストーリーが副に回ってしまうところも架空戦記らしさが漂う。
2021/12/12
ヒロユキ
一年戦争末期。コロニーの落ちた地…オーストラリアを舞台に連邦軍とジオン軍の攻防を描く。連邦軍特殊遊撃MS小隊「ホワイト・ディンゴ」とジオン軍の武人たちが操るモビルスーツが乾いた砂漠で闘いを繰り広げる!…下巻へ続くっ!
2012/10/30
barcarola
ゲームのノベライズだったようで。言われてみればなんとなくそんな雰囲気が。舞台がオーストラリア大陸であることや、鉄道の存在など、このワールドの作品としてはなかなか新鮮であった。
2024/03/10
Kemmel
[電子書籍] ほどほど。原作がゲームとなるノベライズ。1年戦争終盤のオーストラリア大陸での連邦とジオンの戦いを描いた外伝小説となります。戦争やモビルスーツを支えるバックボーンの描写は興味深いですが、全般的に説明的で小説としての面白さは微妙なところ。「ホワイト・ディンゴ」もちょっとチートな感じがしますし、ゲーム原作として諦めるしか無いかな。
2022/03/13
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