魔法薬売りのマレア 千日カゲロウ (角川スニーカー文庫)
魔法薬売りのマレア 千日カゲロウ (角川スニーカー文庫) / 感想・レビュー
ミヤザワ
旅をテーマに、ヤマグチノボルらしさが随所にあふれている。あとがきがすごく好き。「でも、旅は部屋から一歩も出なくても、行うことは可能です。物語の中を歩いていく。自分の中にある、知らない土地を歩いて行く……、これも、立派な〝旅〟だと思います。読者の方たちも、そんな旅に連れて行きたくって、この話を書きました」。兄妹の笑えるやりとりと、静かな悲しみの押し寄せる物語。ふたりの旅の行く末を想像しながら本を閉じました。
2017/09/21
Chisa
一見コメディに見えて実はシリアスな短編連作で面白いですが、 そこまで話にはいりこめなかった。もっとマレアのMっぷりが見たい。
レッツ拝読
人狼の兄と薬売りの妹マレアの旅。キノやダンタリアン風のシリアスファンタジーで面白い。ブラコンでドMのマレアが可愛い。気になる伏線がたくさんある。続きが読みたいなあ。
2012/02/07
suzuki-takefumi
主人公の兄妹が、どうも今ひとつ好きになれない。嫌い、と言うわけではないのだが、魅力を感じ取れない。出会う個々の事件そのものはなかなか面白いと思うのだが。全体的に低調というか、ぱっとしない。
2009/11/22
菊地
追悼その4。もうちょっと毒っ気が強くても良かった気もする。
2013/04/20
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